デッドリフトが腰痛に良き

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、体幹屈曲・伸展時の腰背筋の
総ヘモグロビン量などを調べた論文を引用していこうと思います。

論文

この論文では体幹屈曲・伸展時の腰部脊柱起立筋(以下, LES)と
多裂筋(以下, MF)の筋活動と循環動態を調べ、
体幹屈曲・伸展運動による効果の筋生理学的根拠を
得ることを目的としています。

日本語なので読んで頂くと分かりますが、
結果として、LES、MFともに安静立位と比較して
体幹屈曲で有意に筋活動増加、体幹伸展で筋活動が有意に減少した。
総ヘモグロビンの変化はLES、MFともに屈曲時に減少、
伸展時に増加の傾向がみられたという結果です。

腰痛の要因の一つに、”阻血”があります。
阻血は血流が一時的または永続的に阻まれることを指し、
円背姿勢の場合は、体幹屈曲に当たるので
先論文通りであれば総ヘモグロビン量の減少を招いています。
逆に、デッドリフトは体幹伸展運動に当たるので、
LES、MFともに総ヘモグロビン量の増加に繋がり、
筋阻血に対して酸素の供給が促され、
結果として腰痛が軽減されるのではと思います。


最近、”デッドリフトを腰痛のリハビリ用運動として”というブログを書きました。
この中でも”デッドリフトが腰痛に良き”と書いていますが、
その”良き”理由の一つとして、
今回の筋阻血に対しての酸素供給も理由に
挙がってくるのではないかなと思います。

知らんけど。

まとめ

こじ付けてみました。
実際問題、理屈はどうあれ適切なフォームを取っていると
腰痛問題はだいぶ改善されると思います。
姿勢保持筋の発達、血流量の変化、
姿勢変化での負荷の分散、
どうとでも言えるので、
良くなったら良いぐらいでいいかなと思っています。

筋内圧を減少させ、筋血流量を増加させても,根本的な治療をしないかぎり,
結果的には腰椎背筋群の不可逆性変化を防ぎえないのではないかという危惧がある.

腰椎背筋群におけるコンパートメント症候群の病態と治療

菊地 臣一

というわけで、血流量の変化だけでは意味無いですよともしっかり言っておきます。

この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。