腰痛と腰椎前弯の関係性

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、腰痛と腰椎前弯の関係について調べた
論文を引用していこうと思います。

論文

腰椎前弯(LLC)と腰痛(LBP)については、
臨床家の間で矛盾した見方がなされている。
古くからある見解は、LLCそれ自体、あるいはその増分が
腰痛を引き起こすというものである。
一方、近年では、LLCの生体力学的な役割が強調され、
前弯の喪失がLBPの原因の一つと考えられている。
LLCとLBPの関係は、LBPの治療や予防のための
治療体操の基礎となるため、臨床的意義は計り知れない。

この論文は、LBPの有無によるLLCの違いを明らかにし、
LLCとLBPの関連に影響を与える可能性のある
交絡因子を検討することを目的とした。

対象は、LBP患者796人と健常対照者927人からなる
合計13件の研究が同定された。

全体として、LBP患者は健常対照者より腰椎前弯角(LLA)が小さい傾向があった。
しかし、研究は異質であった。

メタ回帰分析では、年齢、LBPの重症度、脊椎疾患の種類という因子が、
研究間の分散に有意に寄与していることが明らかにされた。
椎間板ヘルニアまたは変性症の患者と健常対照者を
比較した5件の研究のサブグループ分析では、
LBP患者はLLAが小さく、有意水準に基づいて十分に均質であった。
年齢を一致させた6つの研究では、LBP患者は健常対照者よりも
LLAが小さかったが、統計的異質性はなかった。

結論としてこのメタアナリシスは、
特に年齢をマッチさせた健常対照者と比較した場合、
LBPとLLCの減少の間に強い関係があることを実証している。
特定の疾患の中でも、椎間板ヘルニアや変性によるLBPは、
LLCの低下と実質的に関連していることが示された。

まとめ

姿勢の影響は大きいですね。
時代的にスマホ首、デスクワークの影響で猫背など、
前弯の喪失を招きやすい時代とも言えます。
なので、意識的に姿勢を正すなどを
どれだけ日常的に出来るかが大きいです。
たった一つ。日常的に首を引き肩甲骨下制をするだけでも
2週間もかからず肩こりが減ったりもします。
本当に些細な差が何年後、何十年後の
姿勢を大きく変えるのかなと思います。
知らんけど。

小さな変化が後々大きな変化に繋がる。
バタフライエフェクトを彷彿とさせる言葉ですね。
エドワード・ローレンツの
「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を引き起こす」は有名ですね。

私大好きカオス理論映画
バタフライ・エフェクト

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。