たんぱく質摂取による同化反応の上限

KONDOです。

気付いたら年末。
○○納めという言葉を免罪符に
色々と楽しめちゃう期間ですね。

さて今回はたんぱく質についてです。
これまでこのブログでたんぱく質に関しては
様々触れてきましたが新しい知見です。

たんぱく質摂取量と筋肥大

当ジムのブログだけでも
「たんぱく質」に関する記事はかなりあります。

基本的にこちらの2年前の記事中にあります様に
大体1.62~2.5g×体重のたんぱく質摂取を
自分の筋量や運動量に応じてフレキシブルに
適用していくことが重要
かと思います。
現状2.0g/bw(kg)/day~のたんぱく質摂取を
半年間継続的に摂取した場合の害については
不明です。

これらの考えは一般的になっており
漠然と体重×2gのたんぱく質を摂取している人が
割と多いイメージです。

また0g、10g、20gと40gのホエイプロテインを
トレーニング後に摂取させた際、
20gの摂取で合成のピークになり
40gと差が見られないという知見もあり
これと同様の報告もあったことから
一般的にだいたい1回20gを目安に摂取がベーシック
って流れが一般的になっていました。

さらにここから1度のたんぱく質摂取において
ロイシン閾値という観点からも見ても
摂取したたんぱく質自体は全て吸収されますが
それが筋たんぱく質合成に利用されるかどうか?
についてはまた別の話というのもあり
多量に摂っても飽和するという考えもあります。

しかしながらそれらの研究は
トレーニング内容がレッグプレスだけであったりしたため
チェストプレスやラットプルダウン、レグプレスなどなど
よりトレーニーに近い内容になった場合
20gと40gを比較した際40gの方が
より高い筋たんぱく質合成が認められていました。
全身トレーニングなどボリュームのある内容では
より多いたんぱく質摂取量が必要であるとする報告です。

最新の知見

この研究では1度で100gのたんぱく質摂取が
1度で25gのたんぱく質摂取と比較して
8-12時間にわたり血中アミノ酸濃度や
筋たんぱく質合成が高まっていた
という報告です。

つまり1回で大量のたんぱく質の摂取をしても
筋たんぱく質合成が頭打ちになるから
小分けにする方がベターだと考えられてきましたが
今回のこの研究ではこれまでの20gや40gよりも
遥かに多い摂取量でのものでしたが
少なくとも筋トレ後の健康な若者では
これまでの知見以上のたんぱく質の利用が報告されました。

まとめ

1度で100gって相当ですね。
自分は多分腹ペコの状態で
焼肉とかじゃないと無理ですわ。。。笑

とりあえず自分のライフスタイルに合わせて
無理の無い範囲で、自分の設定した
エネルギー摂取量に適した摂取量を摂れば
良いと思います。

1度で食べれない人はこれまで通り小分けにして
逆に小分けにできるほど時間が無い人に関しては
無理の無い範囲で摂るといった感じで
選択肢として見れば良いのかなと思います。

とりえあえず変わらないこととしては
1日のトータル摂取量かな、と思います。

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