糖尿病のおける有酸素運動と筋トレの恩恵

こんにちはTOMOAKIです。
糖尿病の運動療法として有酸素運動と筋トレの両方が
推奨されていますが、
それぞれどのように違うのでしょうか?

そこで今日は有酸素運動と
レジスタンストレーニング(筋トレ)それぞれの
特性と代謝への良い影響について紹介していきます。

有酸素運動の代謝影響

有酸素運動は好気的代謝に重点を置いており、
酸素を利用してATPを生成し、
主に脂肪酸と糖質をエネルギー源として利用します。

長期的には、体脂肪の減少、血糖値の安定化、
心血管系のリスクの減少
につながります。

レジスタンストレーニングの代謝影響

一方、レジスタンストレーニングは無酸素的代謝により、
主に糖質をエネルギー源として利用し、
筋肉内のグリコーゲンを消費
します。

筋肉内のグリコーゲンの利用が増えるため、
糖の代謝が促進され、インスリン感受性が向上します。

研究結果

糖尿病患者に関するRAED2試験
(Resistance Versus Aerobic Exercise in Type 2 Diabetes)では、
有酸素運動とレジスタンストレーニングが
代謝特性、インスリン感受性、脂肪分布、
筋力、体組成に及ぼす効果を評価しました。

結果として、有酸素運動は酸素摂取量の増加に寄与し、
レジスタンストレーニングは筋力の向上に寄与しましたが、
HbA1cの減少、体脂肪の減少、インスリン感受性の向上は
両グループで類似していました。

これは、両タイプの運動が糖尿病患者の代謝特性に
似たような改善効果をもたらすことを示唆しています。

別のシステマティックレビューとネットワークメタ分析では、
有酸素運動、レジスタンストレーニング、
およびその組み合わせが代謝症候群のパラメータと
心血管リスク因子に及ぼす効果を評価しました。

この分析によると、組み合わせた運動は
グルコースと総トリグリセリドレベルの管理に
最も効果的
であり、有酸素運動はBMIに関して
レジスタンストレーニングよりも優れていました。

しかし、体重、ウエストサイズ、
コレステロールレベル、血圧の面では、
3つの運動グループ間で統計的に
有意な差は認められませんでした。

まとめ

有酸素運動は、長期的に体脂肪の減少や
心血管リスクの低減に寄与しますが、
レジスタンストレーニングは無酸素的代謝を利用し、
糖の代謝促進とインスリン感受性の向上に効果的です。

血糖コントロールにおいて筋トレも
非常に有効ですね!

食事療法と並行して、
可能なら筋トレと有酸素運動の両方を
取り入れることを推奨します。

以上

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。