甘味に鈍感だと太りやすい? #オンラインコーチングQ&A

こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアントさんから
甘味に関する質問と併せて、
こんな記事を共有していただきました。

この記事では、クラッカーを食べて
甘さを感じるまでの時間で
太りやすい体質かどうかを
判断する方法
について紹介しています。

研究によると、30秒以内に甘さを感じる人は
唾液中のアミラーゼが多く、
炭水化物を素早く消化し肥満になりにくいとされています。

信ぴょう性を探るべく
以下のキーワードで検索してみましたが
研究を見つけられませんでした。
代わりに甘味、味覚と
肥満に関する論文について紹介していきます。

  • “sweet taste perception”
  • “cracker test obesity”
  • “salivary amylase and obesity”
  • “carbohydrate digestion speed”
  • “metabolic traits and taste sensitivity”
  • “predicting obesity through taste”
  • “amylase activity and sweetness perception”

肥満が味覚機能に及ぼす影響

研究では、肥満体の人々と標準体重の人々の間での
甘味の知覚の違いについて触れています。

50年以上にわたり、肥満人や動物は標準体重の人々や
動物に比べて甘い食品の消費が多いという証拠があります。

この研究は、特に甘味に関する味覚知覚の変化が、
ルー・エン・Y型胃バイパス手術や
スリーブ状胃切除手術後に起こりうることを示唆しており、
体重減少手術と味覚感度の変化との間に
関連があることを示しています。

別の研究では、体重の状態と甘味、塩味、
脂肪味、苦味、酸味の味覚知覚の関係を
評価するためのシステムレビューを行いました。

様々な研究の結果をまとめ、
肥満または過体重の個人は通常、
標準体重の個人に比べて甘味の感度が低く、
甘味の閾値が高い
ことが示されています。

一部の研究では有意差が見られない一方で、
他の研究では体重減少介入後に味覚感度や好みが
変化することが示されています。

これは、肥満と体重変化が食生活の選択と
エネルギー摂取に影響を与える可能性がある
味覚知覚と好みに影響を与える可能性があることを示唆しています。

まとめ

これらの研究はまとめて、
特に甘味に関して、味覚の知覚や好みが
食生活の行動に影響を及ぼし、
肥満に寄与する可能性
があることを示唆しています。

甘味のあるものは口当たりがよく
食べすぎたり、カロリーを摂取しすぎたりする、
それが続くと太る。。。
こんな感じの流れなのかなと思います。

甘味に対して味覚が鈍感でも
しっかりエネルギー収支を管理し、
食事内容をコントロールすれば
体重管理は問題ないと思います。

太るかどうかはエネルギー収支です。
甘味に対する個人差はあれど体重管理には
食事管理が重要です。
甘味に関して感度が低くても気にせずに頑張りましょう!

以上

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。