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2025.11.08

十分睡眠が取れている場合の昼寝とパフォーマンス

こんにちはTOMOAKIです。
先日クライアント様とパフォーマンスをあげるサプリについて
話題になり、ハーブ類含めていろいろ調べていましたが
どうやら昼寝もかなり良い効果がありそうです。

というのも睡眠不足であればトレーニングも不調が出やすいため
昼寝をしてからトレーニングすることでパフォーマンスが上がりそうなのは想像がつきますが
睡眠不足でない場合も昼寝をとることで有意義な効果を示した研究がありましたので
今日はその論文を紹介していきます。

参考文献:
Is daytime napping an effective strategy to improve sport-related cognitive and physical performance and reduce fatigue? A systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials

昼寝はパフォーマンスブースターになるかも?!

こちらのシステマティックレビュー&メタ解析では、
無作為化比較試験22本(被験者291名、18〜35歳のアスリート/活動的成人)を対象に、
前夜の睡眠が通常/一部不足のいずれでも、
30〜60分の昼寝
(主に12:30〜16:50、最頻14:00頃)が
認知パフォーマンス(SMD=0.69)と身体パフォーマンス(SMD=0.99)を中〜高程度押し上げ、
主観的疲労(SMD=−0.76)を低減する
ことが示されました。

とくに昼寝後からテストまで1時間以上あける条件で効果が高く、
昼寝は競技前や高強度期の質と回復を底上げする、
実装しやすい介入だと結論づけられています。

まとめ

このメタ解析は、前夜の睡眠状態にかかわらず昼寝が
身体・認知両面のパフォーマンスを改善するということが示されています。

また、30〜60分の昼寝+起床後1時間以上のインターバルという条件
効果が最大化される点は、試す上で重要なポイントで
昼寝直後は個人的な体感としてあまり力が出ない感じがありますし
寝過ぎてもふにゃふにゃになる感じがあります(笑)

とはいえ午後に昼寝して筋トレが成り立つ生活は
かなり職種など限られそうです。
試せそうな方はぜひ。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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