膝OAのにおける病気休暇と障害年金のリスク

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、変形性膝関節症の現役女性および
男性における病気休暇と障害年金のリスクについての
論文を引用していこうと思います。

論文

2009年に、1998~2009年に膝OAと診断された
スコーネ郡のすべての現役世代(16~64歳)を同定し、
2009年の病気休暇と障害年金を、
年齢で標準化した一般現役世ののものと関連付けた。

結果として膝関節OAを有する現役世代の
住民15 345人(女性49.6%)が同定された。
一般人口と比較すると、1年間に1回以上病気休暇を取ったことのある人のRRは、
女性で1.82(1.73~1.91)、男性で2.03(1.92~2.14)であった。
障害年金のリスクは、女性で1.54(1.48~1.60)、
男性で1.36(1.28~1.43)であった。
年間平均病欠日数は、膝関節OA患者1人当たり87日、
一般集団では57日であった。
全人口における病気休暇と障害年金のうち、
膝OA患者における膝OAまたは関連する合併症に
起因する日数は2.1%であった(病気休暇では3.1%、障害年金では1.8%)。

結論として医師により膝関節OAと診断された患者は、
一般集団と比較して病気休暇のリスクが約2倍、
障害年金のリスクが約40~50%増加する。
社会全体の病欠日数の約2%が膝OAに起因している。

まとめ

2倍や、40~50%などの数字が出てたとしても
OAになる人は運動習慣が無い人が多いなどの
別方面のマイナスもあるとは思いますので、
リスク上がるなぁぐらいでいいと思ってます。

適切な運動で整形外科疾患も対策取っていきましょう。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。