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2026.02.09

運動中の手のひら冷却の影響について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は筋力トレーニングを受けた男性における高強度ベンチプレス運動中の手のひら冷却が生理学的・代謝的反応、運動パフォーマンス、総運動量に及ぼす影響についての論文を引用していこうと思います。

論文

本研究の目的は、高強度レジスタンス運動中の手のひら冷却条件と熱中性条件の2つの条件を比較し、生理学的・代謝学的反応と運動パフォーマンスへの影響を検証することである。

レジスタンストレーニングを受けた健康な若い男性11名(20~36歳)が、3分間の受動的回復を挟みながら、ベンチプレス運動を80% 1回の最大反復運動強度で4セット、疲労困憊するまで行いました。手のひら冷却(10° C [TEN] または 15° C [FTN])または温度中性(28° C [CON])条件が、各セットの回復インターバル中にランダム化二重盲検法で60秒間適用され、実験条件間に4日間の回復期間が設けられました。

結果として、ベンチプレスの平均反復速度と力は、すべての条件でセット1の後に有意に低下しましたが、条件間に差はありませんでした。乳酸、心拍数、および自覚的運動強度はセット 1 から 4 まで系統的に増加しましたが、いずれの条件間にも有意差はありませんでした。10または15°Cのいずれにおいても、手のひら冷却は、運動中の生理学的および代謝的反応に目立った影響はなく、温度中性条件と比較してベンチプレスのパフォーマンスまたは量負荷にも影響はありませんでした。したがって、現時点では、冷却は、急性ベンチプレスのパフォーマンスを向上させたり、高強度抵抗トレーニング中の疲労を軽減したりするためのエルゴジェニック戦略として推奨することはできません。

参考文献The Effects of Palm Cooling on Physiological and Metabolic Responses, Exercise Performance, and Total Volume During High-Intensity Bench Press Exercise in Resistance-Trained Men

まとめ

僅かな差も大事ですけどそれ以上にまずフォーム作りですね。

アスリートと呼ばれる人たちはいいと思う方をやるのがいいです。
現状の科学的には根拠がなくともそれで良くなると思い込める思考があればそれでもパフォーマンスが上がりますので。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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