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2025.12.29

片側および両側の抵抗トレーニングについて

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は片側および両側の抵抗トレーニングによって誘発される
筋成長と動的筋力適応の比較についての論文を引用していこうと思います。

論文

この系統的レビューとメタ分析は、片側抵抗トレーニングと
両側抵抗トレーニングが筋肥大と筋力増加に及ぼす効果を比較することを目的とした。

9件の研究がメタアナリシスに含まれた。

結果として、両側トレーニングと片側トレーニングの筋肥大には有意差は認められなかった。
両側トレーニングは、両側筋力の優れた増加をもたらした。
一方、片側トレーニングは、片側筋力の優れた増加をもたらした。
全体として、研究のバイアスリスクは中程度であった。

結論として、このテーマに関する限られた文献に基づくと、2つの運動選択間で筋肥大に差があるという証拠は得られませんでした。筋力の向上は特異性の原則に従っているようです。

参考文献Comparison of Muscle Growth and Dynamic Strength Adaptations Induced by Unilateral and Bilateral Resistance Training: A Systematic Review and Meta-analysis

まとめ

鍛えた分だけ育つ。
ただそれだけですね。
ただ、片側の動きは肩で言うなら肩甲骨が下がりやすい、
足で言うなら中臀筋の活動差など差が出るのは事実なので
どちらもやっていけると満遍なく動かせるようになるかなと思います。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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