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2025.11.06

1日に1回vs2回の筋トレ

こんにちはTOMOAKIです。
筋トレにハマったことがある人なら
1日に2回ジムに行った経験がある方もいるのではないでしょうか?

もしくは我々のように職場がジムであれば
空き時間を利用してトレーニングを2〜3回と
小分けにするケースもあるかと思います。

ボリュームが等しい場合に1日に1回にまとめて行う場合と
2回にわける場合で強度や筋肉痛に対する回復
などどう変わるのでしょうか?
そこで今回は1日に1回 vs 2回の筋トレ効果を比較した論文を紹介します。

参考文献:
Two vs. One Resistance Exercise Sessions in One Day: Acute Effects on Recovery and Performance

1日に1回 vs 2回の筋トレ

この研究では1日のうちに1回筋トレを行う場合(1TRS)と、
2回に分けて行う場合(2TRS)で、上半身のパフォーマンス、
筋の形態、筋肉痛に対する回復応答を比較しました。

筋トレ経験のある男性24名を無作為に1TRS群
(N=12、年齢25.0±2.4歳、体重87.6±14.0 kg、身長177.1±4.9 cm)または
2TRS群(N=10、年齢24.4±1.6歳、体重81.1±5.6 kg、身長176.6±6.7 cm)に割り付けました。

1TRS群はベンチプレスで1RMの70%×10回を8セットを1セッションで実施、
2TRS群は同じ総ボリュームを2セッションに分割し、4時間の休憩を挟んで実施しました。

トレーニング強度は2TRSの方が有意に高く
ベンチのパワーと大胸筋の厚みの回復速度は2TRSの方が速い結果となりました。
24時間時点では、ベンチのパワーと大胸筋の厚みの低下は1TRSの方が大きい結果となりました。

結論として、高ボリュームの筋トレを1日の中で2回に分けることで、
回復プロセスが促進されうることが示されました。

まとめ

1日の中で筋トレを小分けにすることで
トレーニングの強度を保ちやすかったり、回復速度が速いなどの
利点が示唆されました。

筋肥大においてはトレーニングのボリュームが非常に重要ですが
そのボリュームをより高くするために強度(重量)を最大化することは
非常に有意義
です。(ボリューム=重量 x 回数 x セット数)

とはいえ個人的には1日2回も筋トレするよりは
まとまった時間にガッツリやり込む方がボディビルっぽくて好みますが
1日のスケジュール次第で小分けになっても
それはそれで強度を保ちやすかったり
回復が早いということでメリットも傍受できるため
悪くないなと思うようにしております。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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