パーソナルジムでの体重減少幅について

 KONDOです。
夏前になってお客さんがかなり増えつつあり
食事指導をお申込みされるお客様が増えております。

そこで当ジムに最近入会されたお客さんを例に
パーソナルジムにおける体重減少のプロセスと
本質的なダイエットとは何か?

この記事で提示できればと思います。

今後パーソナルジムにダイエットで入会されることを
検討中の方や
独自でダイエットに励む方は是非参考にしてください。

過去記事ピックアップ

難しいですよね。分かります。
難しいからこそ当ジムに会得しに来ては・・・?

正しいダイエット法とは?

成人の体重減少および体重維持のための効果的なダイエット戦略について、入手可能なエビデンスを検証
  • 18~65歳の過体重・肥満の人を対象
  • 5%以上の減少を成功と定義
Overall, for significant safe weight loss, an energy deficit was required, which was commonly achieved by reduced fat intake. Increased dietary fibre was also a component of 21% of successful interventions. Physical activity was included in 88% of successful interventions, 

安全に体重を減らすためには、エネルギー不足が必要であり、一般的には脂肪の摂取量を減らすことで達成されていた。食物繊維の増加は、成功した治療法の21%に含まれていた身体活動は成功した介入の88%

このシステマティックレビューを参考にして
安全で正しいダイエット方法をまとめると

  • 脂質の摂取量を減らす
  • 食物繊維摂取量を意識する
  • 運動をする

となります。

食物繊維を増やすことの有意義さは
この記事で詳述していますので参考にしてください。

ダイエッター

至極当然のことですね・・・
やはり近道や魔法は無いということですね。

正直ダイエットにおいては
わざわざエビデンスを用いる必要性が無いほどに
当たり前のことを当たり前にやるしかない
のです。
そして大前提であることが上記にあるように

エネルギ―不足が前提

であります。
これは要するに
1日あたりの摂取カロリー<1日あたりの総消費カロリー
であります。

故にどんなに質の良い物を食べてようが
どんなに内容を気をつけて過ごしていようが
カロリー収支が負の状態でない限り
体重は減らない
ということになります。

そしてより着目してほしい点があります。
それはこの統合されたエビデンス内で示されている
身体活動は成功した介入の88%
という部分です。
要するに体重減少を成功した方法の中に
88%もの身体活動(運動)が入っていた
ことです。

運動を継続的に行うことで
食事内容を整えることで落ちる体重幅を広げたり
その落ちた体重を維持しているということです。
故に運動は必要なファクターなのです。

ダメなパーソナルジムでのダイエット

ということで
結論的に当たり前のことを当たり前にやるという
シンプルが故に怠くて取っ付きにくいのが
正攻法
であると認識していただきたいです。

・・・ということを記述するとですね、
毎年毎年ダイエットを繰り返している
万年ダイエッターたちは楽な方法は無いか、と
探し始める
わけですよね。
テレビやSNSなどで出回るよく分からない
ダイエット法とかに飛びつきがちなんです。

気持ちは非常によく分かります。
食べたい物を好きなだけ好きな時に食べて
自由に過ごしたいものですよね。
そしてこの真理であり、人間の心理を利用して
パーソナルジムも数字だけの変化を追い求める
ダイエット指導を行う所も未だに多く存在します

単純に知識が無いだけだと思いますが
とにかく食べる量を減らす方向性
にしています。

お客さん

私の友人が他のパーソナルジムで糖質制限されていて
なかなか体重が落ちないからという理由で
さらにそこから脂質も制限されていて
食べてる内容が可哀想でした。

↑実際あった会話です。
こんな感じで高額な単価のパーソナルジムですと
その価格の重責からかなんなのか
意地でも数字的な結果を出そうと
削りに削っているぽいです。

お客さんを例に①

このお客さんは過去に豊橋市内のパーソナルジムに
2店舗通っており、当ジムが3店舗目。

聞くにその過去に通っていたパーソナルジムでの
ダイエット指導は”糖質制限”がベースで
2ヵ月で8~9kgほど落ちたそうです。
しかしながら速攻でリバウンドしたそうです。

コンテストや何かしらのスポーツの競技者でない限り
主要栄養素を極端に制限することはナンセンス
です。

当ジムでは当たり前ですが正攻法での指導になります。
それでも1ヵ月経過して3.5kg体重減少しました。
2ヵ月目はこのペースよりも落ち着きますので
2ヵ月で6kg変化すれば素晴らしいですね
って数字でありまともなパーソナルトレーナーや管理栄養士であれば
この6kgという数字が出来すぎ優秀ちゃんであると
誰でも分かる数字なのですが
落ち幅のみを見ると過去に通っていた
パーソナルジムで実施された糖質制限の方が
減少幅が大きいですよね。

指導者側からすれば
体重なんてただの数字であり
糖質制限で大幅に落ちる要因として水分抜けと筋肉の分解
によるものであると当たり前の様に認識していますが
この日本の体重信仰の強さと数字という分かりやすさ
からしてお客さん的には微妙そうな反応なのです。

→しっかりと体脂肪が落ちるメカニズムを
理論的に説明して指導しています。

お客さんを例に②

厳密には当ジムのお客さんとその同僚さんを例に。
当ジムのお客さんに対しての指導は同じく正攻法。
カウンセリング時にカロリー不足であることと
食事内容的に栄養素不足が起きている事を指摘し
アドバイスしそれを忠実に守って頂いて
2週間で1.5kg体重減少が起きお通じも大幅に改善


このお客さんが職場で休憩に弁当を食べていると
同僚さんが
「え、ダイエット中だよね?そんなに食べていいの?」
と言ってきたそうです。
この同僚さんは別のパーソナルジムに通っており
この同僚さんの弁当の内容がゆで卵3つだったり
豆腐と納豆とキムチだけだったりするそうです。
全てを把握していませんから断定できませんが
おそらく摂取カロリーが異常に低い糖質制限であり
クラッシュダイエットの指導をされていますね。
これは非常に危険で摂食障害をもたらす可能性も。


正直別のパーソナルジムから移ってくる
お客さんに食事指導すると
「こんなに食べて大丈夫なんですか?」と
言われることがかなりの確率であるのですが
こういう栄養素の知識が全くなくて
ただただPFCの数字とカロリーだけ算出して
どんどん食事量減らすダメなパーソナルジムの指導のせいで
正攻法に対して疑心暗鬼になる人が多くて
非常に迷惑しております
。笑

正攻法に対する不安を持たないように

私がこの2例を出して伝えたいことは
「摂取量をとにかく減らす」という指導を行う
パーソナルジムが非常に多いということです。
体重減少はエネルギー収支が負の状態で起きますが
減少幅を求めすぎて極端に制限かけすぎです。
語気がかなり強くなりますが、「愚か」です。

例えば体重が40kg前半とか
そういうのでもない限り
摂取カロリーが1000kcalを下回ることは
決してありません。

また糖質制限やケトジェニックダイエットなどの
本質的に継続すべきでないダイエット法には
競技者でない一般的なダイエット目的の場合は
あまり手を出すべきでない方法です。
どんなに上手くやってもどんなに知識があっても
糖質代謝異常が起きても即座に気付きません。
現に糖質を極端に制限すると異常をきたすことは
明らかになっています。

確かに体脂肪以外の水分や筋肉などが落ちる分
体重という数字で見れば落ち幅は大きいですが
何かを大幅に抜いて落とした体重というのは
抜くことをやめればいとも簡単に戻ります。
“Easy come, easy go” 
日本語で言えば悪銭身に付かずですね。
簡単に手に入れたモノは簡単に消えます。

ということで魔法も近道も存在しません
〇〇を食べれば痩せるとか
〇〇を飲めば脂肪がつかないとか
〇〇を施術すれば体脂肪が溶けるとか
〇〇をやれば体脂肪が消えるとか
そういった事は存在しませんので
いい加減目を覚ましましょうよ。

まとめ

  • 脂質の摂取量には注意
  • 食物繊維の摂取を意識
  • 継続的な運動
  • これら↑の継続

以上が唯一のダイエット法です。
シンプル。

そして本来この正攻法以外の指導は成されないですし
成されるのであれば目的にもよりますがおかしいです。
明らかにカロリーが制限され過ぎていたり
糖質の量が明らかに少なかったり、
周りから「何目指しているの?少なすぎない?」
と心配される場合はおかしいダイエット法と思いますよ。

また、一般的な方の1ヵ月あたりに減少する
体脂肪量に差はほとんどありません。
それこそ週1~2の運動頻度の場合は尚更です。

パーソナルジムを選ぶ際は慎重に。
家から近いからとかで選ぶのはお薦めしません。
価格が高いからとてまともとは限りません。
価格が安いからとてダメとは限りません。

この記事を書いた人