座りっぱなしは良くないよ

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、高齢者を対象とした座りっぱなしと
身体機能の関連性を調べた
論文を引用していこうと思います。

論文

高齢者における座りっぱなしの行動は身体機能の低下と関連しており、
骨格筋の老化(サルコペニア)および早期死亡を促進する可能性がある。
この論文では座りがちな行動と中等度から強度の身体活動(MVPA)の
独立した効果および共同効果を身体機能の測定値と比較検討した。

2013~2016年に実施された家庭訪問で、
腰部装着型加速度計を7日間に渡って装着し、
自己申告と直接観察による身体機能の測定を行った
研究参加者5408名について検討した。

結果として座位時間が長いほど、椅子立ち、
時間歩行スコアが悪いことと有意に関連していた。
30分の座位時間を30分のMVPAに置き換えると、
椅子立ちおよび時間歩行の有意な改善と関連した。
座位時間を軽い強度の身体活動に再配分した場合にも、
同様の結果が得られたが、より強固な結果とはならなかった。
共同関連解析では、低いMVPAと組み合わせた高い座位時間は、
参照群と比較して身体機能の低下と関連していた。

結論、座りっぱなしで過ごす時間が長いほど、
身体機能のアウトカム悪化と関連した。
しかし、座位時間を軽い強度の身体活動、
特にMVPAに再配分することは、
より良好な身体的機能と関連することがわかった。
MVPAを増やし、座りっぱなしの行動を減らすことを目的とした介入は、
特にサルコペニアと身体機能の低下のリスクが
最も高い集団において、優先的に行うべきである。

まとめ

動かないと動けなくなっていきますよという話です。
仕事で疲疲弊し、更に身体を疲労させるようなことを
したくないという考えもよく分かります。
ただ、一時的な疲労と、
筋力低下、姿勢の変化などからの慢性的な疲労感。
どちらが辛いかと言えば後者です。
寝ても寝ても疲れが取れないなど
年々出てくるものも運動している方が
起きにくくもなるかもしれません。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。