肩甲骨を動かせば痩せる!?褐色脂肪細胞の謎

KONDOです。

繁忙期ということもあり増枠していた予約枠も
そろそろ限界が近づいてきました。
この1ヵ月で何があったのか入会者が爆増しました。
KAMEYAMAもTOMOAKIも疲労感が・・笑

中でも3人連続で
「Googleの口コミの評価が良かったから」
「Googleの口コミが一番サクラっぽくなかったから」
などGoogle口コミが理由で入会してくださった方が
連続したことについては既存会員さんへ
この場を借りてお礼申し上げます!!!
私が見ても口コミの文がめちゃくちゃ熱い!!!
愛を感じる文で見ると嬉しい気分になります。

さて今回は”肩甲骨と褐色脂肪細胞”です。

褐色脂肪細胞の役割

褐色脂肪細胞(Brown Adipose Tissue BAT)
ノルアドレナリンに影響され熱を生み出します
人間の身体には大きく白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の
2つの脂肪細胞に大別
されています。
ベージュだとかピンクだとか異所性脂肪というのもありますが割愛。

白色脂肪細胞というのは
いわゆる我々が体脂肪と認識しているもので
80%くらいを占めます

無論これはエネルギー源でありますね。

さてもう1つの褐色脂肪細胞とは何なのか?という事です。
褐色脂肪細胞は主に肩甲骨の間など首回りに
多く分布し役割は熱産生
です。

という特徴から日本国内では数年前に
肩甲骨をいっぱい動かすことで熱産生を促して
体脂肪を減らしやすいとするダイエット法
が流行りました。
現在進行形でも訳分からんインフルエンサーが
肩甲骨ダイエットとして布教しているようです。

フィットネスクラブでは
ウォーキング中に肩甲骨をしっかり動かしましょう」とか
背中のトレーニングをすると褐色脂肪細胞が…」と
謳っている、実施している所が多いかと思います。
アイレ〇クスとかホリ〇ーとかでスタッフが言ってそうですね。

↑の研究は成人を対象として
気温など低温にすることで褐色脂肪細胞が活性化する
というものです。

こういう研究をはじめとして
”褐色脂肪細胞が活性化するのは気温が低い時”
”肩甲骨周りを冷やして・・・

などの考えも広まったのも記憶に新しいです。
運動はなく寒い部屋に居ればいいとか
運動じゃなく肩甲骨周りを冷やせばいいだとか
そういう飛躍した考えも依然残っていますね。
例えば水のシャワーを浴びると云々とか・・・

ふるえ熱産生と非ふるえ熱産生

我々人間は知っての通り体温を一定に保とうとしています。
暑いときには汗をかき肌表面で蒸発させ体温を下げようとし
寒いときにはふるえて熱を生産し体温を上げようとします。
恒温動物だからですね。

  • ふるえ熱産生
    筋肉を収縮させるのを繰り返す熱を積極的に産生すること
  • 非ふるえ熱産生
    低温になると交感神経活性化し、ノルアドレナリンが
    褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞に放出され白色脂肪細胞の
    脂肪分解の促進、褐色脂肪細胞で熱生産を活性化

    といった感じです。

褐色脂肪細胞と除脂肪

もともとこの褐色脂肪細胞が肩甲骨周りに~
というのはマウスのものです。

上記研究は
マウスの褐色脂肪細胞とヒトの褐色脂肪細胞は
本質的に異なるものではないとしています。

褐色脂肪細胞は幼児期に多く存在し
成人になっていく過程で激減するとされてきました

近年では成人の頸部や鎖骨付近にも存在すると
されています。が、その量は極微量とも言われています。

なんで結局のところまだまだ不明瞭です。

まとめ

褐色脂肪細胞が脂肪燃焼を高めるとか肥満予防とかは
依然として議論が成され続けており不明
です。
なので肩甲骨動かせば痩せる的な扇動は誤りかなと思います。

肩甲骨を動かして褐色脂肪細胞が活性化し
体脂肪の燃焼が~というのに科学的根拠はありません。
どのくらいの体脂肪燃焼効果があるのかとか
そういう具体的なものは不明
です。
現存している研究を見ても+50kcal程度でした。

除脂肪はエネルギー収支が負というのが大前提となります。
エネルギー収支に余剰があると太りますので
肩甲骨を大きく動かそうが収支がマイナスになってなければ
普通に太りますからね。
数自体も少ない可能性も否めず体脂肪燃焼量も微量かも
という状態であれば除脂肪という点に焦点をあてれば
単純にウォーキングした方が良いかと思いますし
肩甲骨をそこで動かしたところで増強効果は不明です。
そもそも太っている人は褐色脂肪細胞がより少ない?傾向にあったり
ダイエット云々の前に色々疑問が残っています。

長くなりましたがまとめると

  • 肩甲骨を動かして褐色脂肪細胞の活性化を促し
    除脂肪するという点に科学的根拠は無い
  • 褐色脂肪細胞は幼児期に多く存在するが
    成人になるにつれその数は存在はするが減少する
  • 仮に褐色脂肪細胞が熱産生を促し体脂肪燃焼を
    促進するにしてもその数は微量
  • 太っている人には褐色脂肪細胞が少ない傾向にある

といった感じになります。
肩甲骨を動かすことは非常に有意義なので
そのまま動かせばいいですが
単純に筋トレをすれば万事解決となります。
楽して痩せるは無理ですね。



この記事を書いた人

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