前鋸筋および僧帽筋下部の筋活動を調べた論文

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は多関節等張性肩甲骨運動および
等尺性収縮における前鋸筋および僧帽筋下部の筋活動を
調べた論文を引用していこうと思います。

論文

この論文では3つの強度を用いた2回の自由運動時の
前鋸筋、僧帽筋下部、棘下筋、三角筋後部の筋活動を明らかにし、
四肢の肩関節屈曲および外旋・外転の際の等尺性収縮と比較することである。

そこで、本研究の目的は、lawn-mower exercise(芝刈り運動)、
robbery exercise(強盗運動)、四肢肩屈伸運動(QSF)において、
異なる強度レベルの前鋸筋(SA)と僧帽筋下部(LT)の筋活動を明らかにすることであった。

対象は16名の現役男子大学生(年齢19.5±1.2歳、身長173.1±6.5cm、体重68.8±6.6kg)が参加し、
事前のスクリーニングアンケートで、上半身に神経学的・生理学的障害の既往がないことを示した。
検参加者はいずれも、本研究で使用したエクササイズを行ったことがない。

現在推奨されている多関節等張性肩甲骨運動と、
無傷で活動的な男子大学生が行うBW3%から7%のダンベルによる
等尺性収縮時の肩甲胸部2筋と肩甲上腕部2筋を調べた。
また、20%から40%の最大随意筋収縮(MVIC)で肩(GH)関節の
外旋(ER)と外転(ABD)の開脚運動中の筋活動も比較した。
これらの強度は、40%MVICが肩外旋筋の運動に最適であるとした先行研究に基づいて、
SAおよびLT筋の活動を測定するために選択された。

肩甲上腕リズムを正常に保つために重要な2つの筋であるSAとLTの筋活動を、
ダンベルを用いた2つの自由運動中に定量的に検討しました。
筋活動の変調は、運動強度だけでなく、運動動作のパターンによっても変化した。
QSF運動では、自由運動と比較して、SA、LT、三角筋後部(PD)の活動が最も高いことが示された。
特に、3%BWのような少量の外部抵抗の印加は
、QSF運動ではLT筋を約70%MVIC活性化したが、
lawn-mower exerciseやrobbery exerciseでは
同じ強度で半分以下のLT活性化しか起こらなかった。
そこでrobbery exerciseを改良し、
膝の伸展を少なくし、GH関節のABDとERが約90°のところで終了させた。
その結果、lawn-mower exerciseでは、SA、LT、棘下筋の筋活動が有意に大きくなった。
この修正は、投球のコッキング動作を模倣したものであり、
オーバーヘッド選手のリハビリテーション運動において推進されるべきものである。
しかし、症状のある肩の患者は、GH関節のABDとERの90°を含む運動を行う前に、
ER、後傾、上方回転の機能的肩甲骨運動を獲得する必要がある。
肩のABD角度を変え、下肢の運動連鎖を考慮した、
あるいは考慮しないrobbery exerciseの更なる研究が必要である。

まとめ

lawn-mower exerciseとrobbery exerciseについては
論文の中の画像かそのまま単語で調べると
どういった動きか出てくると思います。
パワー系の人などがメインで行うモビリティなども
論文があって推奨されるものもあります。
最近少し話題になった大会で勝っただけの似非コーチは
別としてまとめなコーチはモビリティにも指導にも根拠があるはずです。
そういう人を選ぶのが一番の近道ですね。
まともじゃない人に指導を乞うと、
頭の悪い方に洗脳されて、頭と財布が空っぽになるだけかと思います。
人選びは慎重にしたほうがいいですね。
あとブログのネタに困って絶対需要無い
筋電図論文引っ張る奴も気を付けた方がいいです。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。