腰痛持ちのデッドリフト

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、腰痛(LBP)を持ちと無症状の対照者の
等尺性デッドリフト中の力と筋の興奮を比較した
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の主要目的は、急性非特異的LBPを
患っている参加者と無症状の対照者の等尺性デッドリフト強度および
筋の興奮を比較することであった。
また、従来のバーベルと六角形のバーベルで、
これらの結果を比較することも試みた。
最後に、2つのバーベルを使用した際の自信、安全性、力の自己認知を比較した。

対象は18~35歳のレジスタンストレーニングを受けた成人35人が参加し、
その内訳は、LBPの男性10人、LBPの女性6人、無症状の男性9人、無症状の女性10人であった。

結果、急性の非特異的なLBPを持つ人々は、
無症状の対照者と同様の絶対的かつ急速な力およびsEMG興奮を有していたことが示された。
さらに、両群は、知覚された安全性、自信、および強度を同程度に報告した。
しかし、痛みのレベルとは無関係に、バーベル間のsEMG興奮に違いが見られ、
外側広筋と僧帽筋上部の活動は、六角バーベルでより高いことが確認された。

結論として、急性非特異的LBPに罹患した参加者と
無症候性対照者の間で、絶対および急速デッドリフト力と
sEMG励起に差がないことを観察した。

しかし、六角バーベルを使用した場合、
外側広筋と僧帽筋上部のsEMG活動が増加することが観察された。
重要なことは、急性かつ非特異的なLBP患者は、
使用したバーベルとは無関係に、デッドリフト評価中に
安全で自信があると報告したことである。

まとめ

腰痛だからデッドリフトが出来ません、上がりませんは
違うかもしれませんね。
身体が適切に使うことが出来れば
デッドリフトで恐怖心は生まれず、
安全だと思えるはずです。

トレーナーをやっていて思うのは
デッドリフトに対して恐怖心が強いのは、
非トレーニーよりもトレーニーの人々です。
また、ぎっくり腰をやった経験がある非トレーニーも
同様にやってみると恐怖心を抱きます。
つまり、筋活動がどうこうよりも
経験的な痛みに対する回避として、
腰痛持ちはデッドリフトを避ける、
上げれないなどがあるのかもしれない。


ただ、ある程度フォーム作ってやっていると
セット組めるぐらいの重量だとだいたいの人は
恐怖心が無くなっていくので、
順調に伸びていくような気がします。

過去おすすめ記事
デッドリフトが腰痛に良き

この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。