おまんじゅうな副腎とホルモン コルチゾールなど

サマ○タのプロ認定選手のパーソナル
だいたい低カロリー、サイドレイズ高回数
どうもKONDOです。

無能無知なパーソナルトレーナーは
「コルチゾールの分泌をさせないように」と
ストレスと関連付けて発信していますが
馬鹿かよ死ぬわってことで、
今回はコルチゾールを含めた
副腎と副腎から分泌されるホルモンについて
説明していきたいと思います。

副腎

みなさん副腎という臓器をご存知でしょうか。
副腎ってワードは聞いたことあっても
実際どこにあるのか分からない人がほとんどなのでは。

転載元: MSDマニュアル家庭版

左右の腎臓のすぐ上に位置している
血中にホルモンを放出する内分泌腺になります。

転載元: 国立がん研究センター

よく饅頭と比喩されております。
この饅頭の様な形をした副腎は周りは脂肪で包まれ
外側表面の部分は皮質
中心の部分は髄質に分かれており
それぞれ役割が全く異なっております

ちなみに副腎は左右でサイズが若干異なり
左の方が若干大きいです。

副腎皮質ホルモン

副腎の皮質つまりは外側、饅頭で言えば皮の部分
そこから放出されるホルモンをそのまま
副腎皮質ホルモンと呼ばれます。

この副腎皮質ホルモンはステロイドホルモンに該当し

  • アルドステロン
  • コルチゾール
  • アンドロゲン

の3つが作られています。
上記3つは上から順に
球状層、束状層、網状層でそれぞれ作られ
皮質の外側→中側の順です。

アルドステロン

アルドステロンは水分や塩分の調整を行う
働きがあります。

レニン‐アンジオテンシン‐アルドステロンRAA系)で
調節されて作用しています。

主に肝臓で作られているアンジオテンシノーゲン
腎臓から分泌されるたんぱく質分解酵素のレニンにより
アンジオテンシンⅠに変換されます。
また、血液中で肺に循環される際
アンジオテンシン変換酵素の作用でアンジオテンシンⅡ
と変換されます。

↑呪文の様に唱えれば覚えれますよ。

そしてアンジオテンシンⅡが
副腎に作用してアルドステロン
分泌を促進します。

このアルドステロンは血中のカリウムを排出させ
ナトリウムの再吸収を促し血中の水分量を増やし
血圧の上昇
をさせています。

コルチゾール

ストレスホルモンとしてなぜか毛嫌いされまくっている
コルチゾールさんですけども
様々な作用を持っていて生命維持には必要不可欠
糖質コルチノイドの筆頭ステロイドホルモンです。
こいつはなくてはならない存在であるため
みなさん認識を改めましょう。

だいたい筋トレ界隈やパーソナルトレーナーの発信では
「有酸素運動のしすぎはコルチゾールが・・・」
「ダイエットでストレスがかかるとコルチゾールが分泌され
筋肉が分解され・・・」
の様な発信のされ方をしています。無知極まりです。
何事も量が毒に変えます。
「ストレス」と聞くとコルチゾールが分泌されると
そのまま文字通りストレスがかかると思ってしまいますが
ストレスに抗ています

視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)
下垂体前葉に作用し、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が放出され
副腎皮質に作用しコルチゾールが分泌されます。
↑一応これも全部覚えてはいますが
なんでこうも長ったらしいのでしょうね。
漢字とカタカナ、英語、数字が混ざってくるので
こういう名前を付けた人はもう少し後学の者のために
優しい心を持って欲しかったですね。

これが繰り返されると負のフィードバックと呼ばれ
不眠やうつ症状などあまり身体によろしくない現象が生じます。
ダイエットとしては慢性的なコルチゾールの分泌量過剰は
浮腫みに関連してきます。
水分を溜め込んで排出されてってくれない感じです。

実際にコルチゾールの作用としては
肝臓に作用し糖新生を発生させ血糖値をあげたり
脂肪組織の脂肪の分解・代謝の促進、
水分や電解質の調整、抗炎症として働きます


簡単に言えば、脳がストレスを感じ取ると
分泌量が増加するためストレスホルモンと言われます

身体にストレスになるからストレスホルモン
と呼ばれているわけではない
ですからね。
どうも他のブログを覗いてると
悪いストレス与えるからストレスホルモンって
呼ばれていると捉えているように感じます。
いやおそらくガチでそう思っている。←

一方コルチゾールの分泌量が慢性的に増加し過ぎると
あまり好ましくない形となります。
↑この過剰分泌による点で”ストレス”ホルモンとして
毛嫌いされているわけです。

このコルチゾールが腸内細菌叢に対して
アプロ―チをかければ睡眠の質を高めれる?
として爆売れしているのがヤクルト1000

ちなみにコルチゾールが減少する病気をアジソン病と言い
コルチゾール分泌量が低下すると
低血圧、低血糖、脱力感があらわれます。
そもそもコルチゾールがストレスかからなければ
分泌されない特別のものだと思っている人がいますが
そうではありませんので。調節されています
生命維持に必要不可欠なホルモンとなります。

アンドロゲン

アンドロゲンは男性ホルモンの1種であり
男女ともに分泌される性ホルモンです。
テストステロンやアンドロステンジオン、
デヒドロエピアンドロステロンなどの
男性ホルモンの総称です。

作用までの流れはコルチゾールと同じです。

役割としては
弱い作用ではありますが異性化作用を有します。
高校くらいの保健の教科書に書いてあるような
男女の発育過程のような内容です。
私は高校の頃にこの持ち前の記憶力が活かされて
めちゃくちゃ難しくて高得点がとりにくいで有名な
体育のS先生の保健・体育のテストで
今回の様な分野で100点をとってしまい
クラス全員の前で
「俺のテストで100点をとったやつがおる。
この内容でだからか・・?色んな意味で変態だな!ガハハ」

と言われたことがあり鮮明に覚えています、草

副腎髄質ホルモン

副腎、饅頭の餡にあたる部分、つまり内部の
髄質から分泌されるホルモンの総称
カテコールアミンと呼びます。

アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンですね。
チロシンというアミノ酸からつくられます。
プレワークアウトなどの成分でチロシンを
含んでいるものが割とあり集中力を高める目的ですね。
そう、これらの原材料だからです。

このカテコールアミンのほとんどがアドレナリンで
主に心臓に作用し心収縮力が上昇し、
ノルアドレナリンは血管平滑筋に作用し
末梢血管抵抗が上昇し、
ドーパミンの分泌力はごくわずかで
そして結果的に3つのホルモンがはたらき
血圧は上昇するという流れになります。

こちらもストレスを感じると分泌量が増加します。
交感神経の作用増強となるため
心拍数や血圧が上昇、発汗などが表れ
心臓ばくばくみたいなイメージです。
これらもストレスと戦うために分泌される様な感じです。
なので過剰分泌されてしまうと
高血圧や発汗、糖新生が高まり血糖値上昇など
表れてきます。

まとめ

難しいですね。
ホルモンの過剰分泌や分泌量少は
いずれにしても身体に害となります。
何事もバランスですね。







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