2025.10.14
ハムストリング損傷発生率と傷害予防

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はサッカー選手のハムストリング損傷発生率を低減するための
コア筋強化エクササイズを含む傷害予防プログラムの有効性についての論文を引用していこうと思います。
論文
この研究ではコア筋強化エクササイズ (CMSE) を含む 障害予防プログラムが(IPP) が
ハムストリングスの損傷率を低減する効果を検証する。
5件の研究が包含基準を満たし、今回のメタアナリシスに組み入れられた。
4,728 人の選手と 379,102 時間の曝露時間を統合した。
結果として、CMSEを単独で、またはIPPと組み合わせて使用することで、
サッカー選手のハムストリング損傷リスクを低減する追加的な効果が確認されました。
結論として、このメタ分析により、ウォームアップ プロトコル中に
CMSEを他のIPPと組み合わせて実行すると、
ウォームアップにそのようなプログラムを含めないチームと比較して、
ハムストリングの負傷率が50%減少する可能性があるという証拠が確立されました。
まとめ
上半身が動くようになれば下半身も動くようになります。
逆もまた然り。
体幹系のウォームアップが出来ていないというのは
骨盤と肋骨にまたがる筋群が動かないままということになります。
どちらも動きが悪いままという訳なので
無理をすれば怪我をしやすいというのは当然かもしれませんね。
なので体感に関わらず、全身しっかりウォームアップできると望ましいです。
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