2025.12.21
ダイエット初期の誤解多き食行動たち

こんにちはTOMOAKIです。
前回の記事では、
「糖質」「主食」「夜の炭水化物」など、
食べ物そのものを悪者にしてしまう誤解について整理しました。
今回は「ダイエット行動」に関する誤解を整理していきます。
間食は太りやすいからやってはいけない?
「間食=太る」というイメージを持っている方もおられますが、
これは内容・量・タイミングが完全に抜け落ちた考え方です。
スナック菓子やジュースなど間食として入れて
摂取エネルギー量や脂質が超過したりすると
ダイエット的にはあまりよくないですが
食事から足りないタンパク質をギリシャヨーグルトやプロテインからとる、
糖質が足りないのでおにぎりを一個食べるなど
問題ありません。
逆に食事の時間が空きすぎて
次の食事で食べすぎてしまうなんてケースもたまにありますが
間食を適切に挟むことで予防できたりすることもあります。
適切な間食は、
・空腹の暴走を防ぐ
・1日の摂取量を安定させる
という意味で、むしろダイエットを助ける場合もあります。
〇〇ダイエットに飛びつく
一見、正しそうに見える流行りの〇〇ダイエット。
実際にやると最初の方が一気に体重が落ちたなんてことを
経験したことがある方もおられるかと思います。
ダイエットにおいてエネルギー収支の赤字が作れていれば理論上
体重は落ちていきますが、極端にバランスを欠いたダイエット法は
栄養素の偏りによるデメリットや食事への飽き、
特定の栄養素や食品などの制限がきつすぎるなど、
それを長期的に継続するのが難しいものも多いです。
ダイエットはエネルギー収支の適切な赤字と
適切なマクロバランス、そして健康が大切です。
運動しないと痩せられない?
運動は健康にとって非常に大切です。
ダイエットにおいても消費エネルギー量を
稼いでくれるという観点からも有益です。
ただし、痩せる必須条件ではありません。
体脂肪を減らすうえで最も影響が大きいのは、
食事量の調整です。
エネルギー収支の赤字を作る上で
例えば2000kcalが適切な摂取エネルギー量目標とした時に
日々3000kcal食べていた人がいるとします。
それを食事を気をつけて2000kcalに抑えるのと運動で1000kcalプラスで消費するのと
どっちの方が現実的でしょうか?
1000kcalを運動で消費するのはアスリートでもなければ至難の業だと思います。
「運動できないから痩せられない」
「運動すれば痩せられる」どちらもエネルギー収支の赤字が
なされていれば痩せることができますし
運動してもエネルギー収支がプラスなら痩せません。
外食はダイエットの敵?
外食=高カロリー→カロリーオーバー
というイメージがあるかもしれませんが
そうなるかどうかはは内容と量次第です。
またオーバーしたとしてもたまにであれば問題ないかと思います。
ということで外食の頻度も重要です。
外食を完全に避けようとすると、
・人付き合いがストレスになる
・一度崩れたときにリカバリーできない
という状態になりがちです。
ダイエットは「隔離生活」ではありません。
日常の中で調整できるかどうかが重要です。
詳しくはこちらのブログより。
まとめ
今回紹介した行動の誤解に共通するのは、
短期視点と感情ベースの判断です。
・我慢している=正しい
・きつい=効いている
・頑張っている=痩せるはず
こうした考えが、
かえって結果を遠ざけてしまうことがあります。
外食しながらでも
運動ができない時でも
ダイエットは可能です。
逆に外食ない人の方が珍しいですし
運動は週1回の筋トレのみなんて方も
パーソナルにはおられます。




