流行りのダイエット法のリスクと副作用について

こんにちはTOMOAKIです。
オンラインコーチングやパーソナルトレーニングで
ダイエットをする方から様々なダイエット法の
有効性について聞かれることがあります。

大前提エネルギー収支が適切にマイナスであれば
どんなダイエット法でも体重は落ちていきます。

しかし、ダイエット法によっては
栄養素が偏ったり、
エネルギー摂取量が低すぎたりと
欠点があります。

そこで今日は、これまでの指導の中で
話題に上がってきたダイエット法の
潜在的なリスクと副作用について

研究を元に紹介していきます。

過去記事で関連するブログが多数あります。
一緒に載せておきますのでより詳しいところは
そちらをご覧ください。

糖質制限

糖質制限ダイエットは短期間で
体重減少や糖尿病の血糖コントロールに効果的ですが、
長期的な健康への影響は不明です。

特に糖質を極端に制限する(1日50g未満)と、
食欲抑制効果がある一方で、
吐き気、疲労、水分と電解質の損失、
運動能力の低下などの副作用
が報告されています。

糖質制限ダイエットにより、
微量栄養素の摂取が減少する可能性があります。

これには、チアミン、葉酸、マグネシウム、
カルシウム、鉄、ヨウ素の
摂取量の顕著な減少が含まれます。

ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエットは、
極端に低い炭水化物と高い脂質を摂取することで、
体をケトーシス状態に導くことを目的としています。

この状態では、体は脂肪をエネルギー源として使用します。

しかし、このダイエットは長期的には
栄養素の不足や肝臓への負担を引き起こす可能性があります。

特に、食物繊維、ビタミン、ミネラルが不足しやすいため、
バランスの取れた食事に注意が必要です。

ベジタリアン・ヴィーガンダイエット

ベジタリアンやヴィーガンダイエットは
動物由来の製品を避け、
植物ベースの食品に重点を置く食生活です。

これらのダイエットは心臓病や糖尿病のリスクを
減らす可能性がある一方で、
ビタミンB12、鉄、オメガ3脂肪酸などの
栄養素が不足するリスク
があります。

これらの栄養素は通常、
動物性食品に豊富に含まれているため、
サプリメントの使用や栄養バランスを考えた
食事計画が重要です。

断食

断食は、食事を一定期間完全に断つか、
かなり制限することで体重を減らす方法です。

短期的には効果があることが報告されていますが、
長期的な安全性には疑問が残ります。

特に、代謝機能に影響を与えるリスクがあり
糖尿病や低血糖症、心血管疾患などの
特定の健康状態を持つ人にはお勧めできません。

グルテンフリーダイエット(セリアック病以外)

グルテンフリーダイエットは、
セリアック病やグルテン不耐症の人々には必要ですが、
それ以外の人には特に利点は少ないとされています。

グルテンを含まない食品には栄養素が少なく、
高糖質であることが多いです。

そのため、グルテンフリーの食品に切り替えることで、
鉄、繊維、ビタミンB群などの
栄養素が不足する可能性
があります。

まとめ

結論としてダイエット法によっては様々な
潜在的な健康リスクも伴います。

手っ取り早いから、
簡単そうだから、
支持しているインフルエンサーがやってたから、
などなど早慶な判断は禁物です。

ダイエットでは何かに偏ったりすることなく
バランスのとれた視点で
アプローチすることが大切
です。

オンラインコーチングは毎月数名限定で募集しております。
今年こそダイエットで成果を出した方、
大会に向けてのコーチングを希望される方は
こちらよりお問合せ下さい。

注意: このブログに提示された情報は
科学研究に基づいており、
個別のアドバイスについては、
医療専門家に相談することをお勧めします。

この記事を書いた人

アバター画像

TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。