巷では万能な食事療法のグルテンフリー

KONDOです。

急にめちゃくちゃ寒くなってきましたね。
先日寒いのもあって初めて
アイリッシュコーヒーを飲みました。
アルコールを飛ばすやり方もあるようですが
アルコールを残したままでいただきました。美味い。

さて今回はエビデンスを持ち合わせず
他人をよく巻き込む迷惑な題材
グルテンフリーについて巷で謳われている効果を
斬ります。

グルテンフリー?

よく読まれている過去記事になります。
大多数の人が気にしなくて良いよって結論です。
グルテンフリーにしたことによる恩恵というのは
グルテンアレルギーなどの人たちが受けるだけで
そうではない人にとっては関係ないよって。
仮に何か変わった感じがあったり痩せたりしたのなら
それはグルテンが原因じゃなくFODMAP的な
糖質の発酵物が悪影響していたり
痩せたなら単純に小麦製品を摂らないことによって
エネルギー摂取量が抑制されただけ、です。

「肌荒れとか頭痛や便秘にはグルテンフリーが良いよ」
とクソみたいなことを吹き込む人が多々居るので
今回の記事はより詳細的に解説していきます。

グルテンの正体

グルテンとはたんぱく質です。
グルタミン酸配列が多く含まれます。
名称としてグルテンというものは無く、
グルテリンとグリアジンというたんぱく質が合わさり
グルテンと呼ばれています


グルテンフリーを啓蒙している人たちは
小麦食品だけを避けるように言ってますが
実はグルテリンは白米のたんぱくの85%を占めます
なのでグルテンフリーを啓蒙している人たちは
白米も食べるの辞めてから言ってもらって良いですかね。
とうもろこしとかも
ですね。
そりゃそうですよね構成の内の1つですから。
どうやらグリアジンの方にアレルギー反応してる?ぽいですが。

でもどうやらグルテンフリー界隈では
米はグルテンフリーだそうなので
グリアジンだけが邪険なのかな???笑

酵素と同じですが
結局はグルテンってのはたんぱく質ですので
アミノ酸やペプチドなどに代謝されて吸収されます

グルテンフリーを啓蒙している人たちの中には
小麦食品を摂ると腸壁に滞留して
炎症を起こして健康被害をもたらす
」的に
言っている人を割と見ます。
小腸の過程において多くのものが液状になりますから
“へばりつく”というのは考えにくいはずです。

口から入ったらそこは胃酸の海。
そして前述の通りアミノ酸やペプチドに代謝。
・・・グルテンの性質を保ってないんですよね。
何が滞留して炎症をもたらすって言っているのか?
その根拠は・・・?

あはははははははははははははははは

併せて、宿便がどうのこうのって言ってる人居ますが
多くの消化器官の権威さんたちが
「宿便なんて見たことない」と言っていますが・・・?

でもグルテンフリーで効果を体感

とはいえグルテンフリーにしてから
「肌が綺麗になった」
「便秘が解消した」
「痩せた」
みたいに言っている人が居るのも事実です。

まず1つ言える事として
それらの元凶は本当にグルテンか?ということです。

例えば日頃からパンを食べている人が居て
その人がショパンみたいな味濃く美味いパンを
食っている人だったとしてそれをパタリと辞めたとしたら
それだけでエネルギー消費量の低下をもたらしますし
バターなどの飽和脂肪酸やショートニング、
その他もろもろの添加物が入らなくなるので
痩せたり肌荒れが減ったりすることも考えられます。

便秘についてもグルテンではなく
発酵性の糖質であるFODMAPによるものでは?
IBSやSIBOなどの悪影響からの
腸内環境の悪化も容易に考えられます。

そして体調不良にも繋がります。
それ、本当にグルテンによるものですか?って。

分からないのにグルテンフリーダイエットを薦めるのは
ちょっと早計すぎないか?というのが言いたい事です。

まとめ

グルテンフリーを薦める人に
あまり裏打ちされた根拠を持ち合わせている人が
なかなか居ないと感じます。
少なくとも豊橋市内で健康とか美容とかを
発信している人たちの中では。

ということでグルテンフリーを実践して
巷で謳われている効果を得やすいのは

  • アレルギーの人
  • 小麦食品摂取量多めでエネルギー摂取量
    多めな人

です。なのでそもそも食生活クソじゃね?ってことです。










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