心理的緊張はパフォーマンスを下げる?

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、緊張することでのパフォーマンス低下するのはなぜ?と
調べた日本の関西学院大学の研究を紹介していきます。

パワーリフターの選手たちでもそうですが、
ヘッドホンを付け、試技に入る直前まで聞いている人もいます。
ルーティンを組むことで同じ動きを再現する。
本番やMAX更新などでの心理的な変化、動作の変化を減らすために
この様な方法は効果的である事は明白です。
「手に”人”と3回書いて飲み込む」なども民間的に
緊張を抑える方法としてあります。
ただ、これもルーティンとして行っているか、
思い込みが強い人でないと効果はあまり期待できません。
私は効果を感じなかったです。

論文

研究内容についてはリンク先を参照してください。
ピアニストを対象に研究をしています。
ピアノ演奏中の発音タイミングの遅延を無視して練習するグループ(遅延無視群)、
発音の人為的な遅延を打ち消すように通常より早いタイミングで打鍵するグループ(遅延適応群)、
トレーニングを行わないグループ(統制群)に振り分け、
心理緊張下の演奏の乱れを調べた。
結果、遅延無視群のピアニストのみ、演奏の乱れが見られなかった。
遅延無視群は演奏中の聴覚刺激に反応し過ぎないトレーニングを積んだため、
心理緊張下でも、ミスに過敏に反応せず、心身の動きが正常化したことが一因と考えられます

心理緊張下では、技能が失調し、あたかも初心者のような状態になってしまうこと、
このような技能失調は事前のトレーニングによって防げる可能性があることが明らかになった

まとめ

ミスも組み込んだトレーニングが心理緊張下では、
普段通りに動ける可能性があるということです。
ルーティン作り、本番の時の様な状況に限りなく近くとも、
心理状態まで近づけることは難しいです。
本番に向けての練習では突発的なエラーを、
組み込むことで本番でも精度が上がるかもしれませんね。
ただ、ミスに対してもトレーニング内容が影響してくるということは、
ミスがない状態にも影響は与える可能性が高いです。
つまり普段の練習のルーティンが完成しているかどうかは、
本番においてかなりの影響力を持っていると考えられます。
筋トレにおいても、重量を扱うような種目には
ルーティンを作る方がいいかなと思います


ヒトは力発揮において、メンタル部分がかなり影響してきます。
いけると思う日といけないと思う日では、
パフォーマンスが全く変わります。
一定に保ち、動き続けることは難しいですが、
メンタルの安定はかなり重要であると思います。
そしてメンタルの安定には睡眠が必須です。
一部のショートスリーパーは別です。
まずは睡眠をしっかり取るところから始め、
メンタルを安定させ、
トレーニングルーティンを組み、
行っていくことがいいんじゃないですかね。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。