トレーニングで見落とされがちな部分

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、トレーニングをしている人が、
見落としがちな重要な部位について
記事にしていこうと思います。
あくまで個人的意見だと思ってください。

重要な部分は?

ではその重要な部分とは何処か。

一つは頭。

二つ目は手。

三つめは足部。


というそれぞれトレーニングの際に、
全く意識されていないと感じる部分です。
BIG3の種目を適切に行うためには、
これらへの意識は必須になります。

今回はその中でも”頭”について触れていこうと思います。

頭の重要性

立位で行うトレーニングにおいて頭はとても重要です。
頭の重さは体重の約10%。
成人男性なら7~8kgぐらいになります

その重さが立位では約170cm地面から離れた位置にあります。
7、8kgの重さのモノを固定もせずに、位置も考えなければ、
重心が変わってしまうのは誰でも想像がつくと思います。

「Surgical Technology International」の第25巻

上の画像は頭の重さを約4~6kgで
首の曲がる角度に応じて首にかかる負荷を計算したものです。
0°重心線にあるときには、4~6kgですが、
角度が付けば18kg、27kgと負荷が増えていきます。
運動中にこの0°で運動し続けれる訳がないので、
頭の位置が変われば、物理的に重くなった頭が
重心を変えてしまうこともあるわけです。


人間は、支持基底面の中心に重心線があると安定します。
この支持基底面内においてよくある勘違いが、
身体の床面に接している部分により作られる底面”です。
正しくは、
”体重や重力により圧を感じることが出来る身体表面とその間にできる底面”のことです。
(理学療法ジャーナル44巻8号参照)
圧を感じる部分というが重要です。
ちなみにですが杖をついている人の場合は、
”杖と圧を感じることが出来る身体表面とのその間にできる底面”になります。

支持基底面外に重心が動けば、
支持基底面内に重心を戻そうとします。
動作をする時に、頭の位置を一切意識しなければ、
前述のような頭の重さが動くわけなのです、
重心が乱れ、フォームが乱れるのは当然です

個人的にスクワットが一番顕著に頭の重要性が出ます。
しゃがむ前、頭の位置を調整するだけで、
スムーズにしゃがめるようになったりもします。
これは頭の位置が適切ならば、
重心がブレずにしゃがめ、

頭の位置が不適切ならば、
重心がブレ、転倒しないように
身体が無意識にバランスを取ろうとして
動きが変わってしまうのです。

筋肉的には?

トレーニーを見ていて思いますが、鏡見過ぎです。
なんですか、自分がそんなに好きなんですか?
鏡を見る、正面を見る、自分の目を見る。
この中で、フォーム的に正しく出来るのは、
”正面を見る”だけです。
ただ、こちらも頸椎、眼球運動なども踏まえた上で
正しく出来るだけであって

ただただ、正面を見るは間違えだと考えています。
本記事では、間違った意味での”正面を見る”で語を統一します。

一般的な”正面を見る”の状態は、
頸椎後屈、首の裏側に収縮がかかり、
少し顎が上がった様な姿勢になっています。
この時点で、スクワット、デッドリフトは出来ないです。
私が考えるスクワット、デッドリフトとはという話です。
反り腰とかお尻を引かせるスクワットは
スクワットと思っていないので、
あくまで、綺麗で安全で筋肉を適切に使えるスクデッドの話と思ってください。
スターティングストレングスにも、
頸椎後屈ではポステリオールチェーンが使えないみたいな記述があった気がします。うろ覚えです。

ポステリオールチェーンが使えない、
脊柱において頸椎後屈することで胸椎の動きが変わる。
つまり、正面を見るとフォームが取れないに直結します。

他の種目で言うならば、
頸椎後屈が入り過ぎれば、肩甲骨も上がりやすくなります。
肩甲骨に必要のない動きが入れば、
フォームが変わるのも当然です。

まとめ

頭の位置を意識してトレーニングを行うと、
更に一歩レベルアップしたと言っても過言ではないと思います。
動作中は意識し過ぎても、
それはそれでフォームがおかしくなりやすいです。
スクワットで言うならば、
しゃがむ前に頭のことを意識してフォームを作るだけ。
動作中は立ち上がる事だけを考える。
それが理想形ではあります。
中々難しいですが。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。