トレーニングで見落とされがちな部分その2

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、前回に引き続き、
トレーニングで見落とされがちな部分の
続きを記事にしていこうと思います。

今回は、”手”です。

トレーニングにおいて手の意識として
重要なのが”脱力”だと思っています
握るという動作は、
身体の中心、体幹部に影響を与えます。
親指側での握りは、前腕の回内に繋がります。

回内が入れば、上腕骨内旋と連鎖していき、
棘上筋、僧帽筋上部側に力が入ります。
つまり、肩甲骨挙上の動きを作ります。
肩甲骨を動かすというのは
トレーニングフォームに直接的に影響を与えます。

種目ごとで考えていきましょう。
種目ごとで考えるとき
私はだいたいがBIG3で例えます。
何故なら、基本の種目だからです。

ベンチプレスで握りが強くなれば、
回内、肩関節内旋、外転で
肩に怪我をするフォームに繋がりやすいです。
また、外転が強ければ大胸筋が上手く使えないので、
重量の伸び悩みなどにも繋がります

デッドリフトで握りが強いと、
こちらも同じように肩甲骨が上がり、
フォームが取れなくなります。
背面の緊張が維持しにくくなります。
あと個人的にデッドリフトにおいて、
重要なのが腕のそのものの脱力です。
腕が脱力していればその分、
背中が上手く使えるという考えの基です

手に力が入れば、腕にも力が入ります。
腕を脱力するためにも、
掌の脱力は必要かなと考えています。
バーベルが落ちるのでは?と。
パワーグリップかフックグリップですね。

スクワットでは、担ぐ前からの
指、握りの意識が必要です。
握りが強過ぎれば、肩甲骨の位置が変わり、
担ぐ位置が定まりきらないです。
バーベルを担ぐ位置が変われば、
重心が変わるため、動作が変わるのも当然です

このように”握り”次第でフォームが変わります。
その”手”に意識を持っていかない、
考えないというのは、
フォームを考えないと同義です

何かを物を”押す”動作したとき。
無意識的に掌底の部分で押すと思います。
これは”押す動作において、
指の方の力が必要無いことを指しています

何か物を”引く”動作をしたとき。
無意識的に指の付け根、中手指節関節(MP関節)で
引っ掛けて引くと思います。
こちらも”引く”動作で指の力が必要無いことを指しています

上半身のトレーニングにおいての動作は
基本的には、”押す”か”引く”です。
両方に必要がない”握る”という動作を
どれだけ上手く抜けるかがトレーニングにおいては
かなり重要だと考えています

まとめ

運動連鎖的にも、力発揮においても
”手”の部分をどうするか。
そこまで考えてのトレーニングフォームです。
サムレスにすると胸、背中に効く。
ファットグリップにすると胸に効く。
マググリップが何故使いやすいのか。
それら全てが”手”を考えれば、分かることです。
ただ、効くから使うのではなく、
何故効くのかを考えてみてください。
理解すれば、トレーニング全体の質が上がるはずです。

ちなみにですが、
ダンベルフライなどは、握る指を変えることで、
重心を変えて負荷のポイントを切り変えたりできます。
難易度は高いですが、結構いいやり方だと思っています。

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この記事を書いた人

BIG FACE KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。