BIG3における理想論

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、個人的に考えるBIG3、
高重量種目における理想論を考察してみたいと思います。

理想論

一番は”余分な事を考えない”です。
スクワットなら”立つだけ”。
ベンチプレスなら”上げるだけ”
デッドリフトも”立つだけ”。
もしくは立ち上がった位置のみを頭に想像する。
のように思考をかなりシンプル且つ
単一の思考で動作できるのが
理想的ではないかなと考えています。


ヒトが何かを意識した動作は
自然な動きというよりも、
作為的な動作になります。

この作為的な動作は種目において
取り入れたくない関節の動きを含むこともあります。
これは重量が扱えないのもそうですが、
怪我のリスクも高くなります

ベンチプレスなら乳頭付近に下ろそうなどを
考えてしまうとフォームが変わるのを
想像していただければ分かりやすいかなと思います。

ただ、何も考えずにフォームも作らずに動作をすれば、
よく分からないフォームになるのは当然です

だからこそ大事なのは動作前です
例えば、スクワットならばしゃがむ直前の姿勢で
しゃがみの軌道はほとんど決まっています。
重心、骨格、筋肉、姿勢制御など含め
様々な要因がありますが、
それらの複合的な結果としてしゃがみの動作は
ほとんどが決まります。
だからこそしゃがむ前に整え、
動作中はただ立つことだけを考えることで、
最大重量を使え、関節などに不快感が生まれずに
動作が出来ると考えています。
ただ、立ち上がる軌道は人によって変化します。
それぞれの骨格、筋力、力発揮の仕方によって、
垂直軌道の方が上がる人も居れば、
弱斜めの方が上がる人も居ます。
垂直軌道の方が物理的に余分な重量加算も無いので
理想的ではありますが、難しさもあります


このように理想論で言うならば、
動作中の思考をシンプルにする事が
個人的には重量を扱う上では必要なのではないかなと考えています。
ただ、そのためには動作前のフォーム作りで、
バーベルの軌道を固定する必要があります。
これを個人的には”ロック”と呼んでいます。

関節、筋肉などでロックして動作の軌道を作り上げることで
思考をシンプルに動作出来るようにしています。
これが個人的に考える理想論であり、
フォーム作りだと考えています。
あくまで個人の意見だと思ってください。

ボディビル系の方々が重量を扱えない人が多いのは
軌道を対象筋だけで作ろうとするからだと考えています。
対象筋から負荷を抜かない種目、やり方では問題無いですが、
そうでない場合は怪我の原因です

バックスクワットでも四頭筋狙いの浅い動きは問題無いですが、
四頭筋狙いの深い動きでは基本的にバットウィンクが起きやすいです。
なので、種目・やり方を選べば対象筋だけを
狙うフォーム・意識は大事ですが、
種目選択をミスって全種目統一で
同じ意識でやれば当然の如く怪我をします。
関節を跨ぐ動きを構造的にではなく、
意識的となるとかなりの難易度があります。
だから怪我人が多い。

まとめ

関節跨ぎながらも上手く動かして、
怪我しない動作も出来る人は出来ます。

ただ、基本的には難しいので無理にしない方がいいです。
痛みや危険に対して回避能力高い人はたまにいるので
そういう人は大丈夫かもしれませんね。
その人はですが。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。