腹筋トレーニングの弊害

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、みんな大好き腹筋トレーニングの弊害を
記事にしていこうと思います。
ちなみに私はほとんどやっていないです。
理由は、明確にBIG3に影響しやすいからです。
多少ははやるべきですが、
やりすぎも注意が必要ですという話をします。

弊害とは?

今回はメインとして腹直筋を対象に話を進めていきます。
腹直筋は恥骨から第5~第7肋軟骨、剣状突起に付着しています。
つまり、骨盤と肋骨に影響を与える可能性がある筋肉です。
腹直筋の作用は、腹部の屈曲、骨盤の固定、腹圧を高める、呼出になります。
トレーニングをし過ぎた筋肉は、基本的に緊張し、収縮しやすいです。
腹部の屈曲は、脊柱の屈曲、骨盤の後傾が起きます。
過去に、腹圧を高めるために必要なことに、
”腹腔が真っすぐに筒状になること”と記載しています。
(過去記事:腹圧の勘違い→リンク
では、腹直筋がトレーニングをし過ぎ、収縮位になりやすくなれば、
腹圧もかけにくくなると考えています


脊柱が屈曲し、胸椎屈曲側にあれば
肩甲骨が、挙上もしくは上方回旋位になるかもしれません。
こうなれば、肩関節を使うトレーニングに、
大きな影響を与えます

肩関節を使うトレーニングは胸、背中、肩。
腕も一応は入りますかね。
つまり、上半身全部に影響を与えてきます。

骨盤後傾になれば、脚のトレーニングにも
大きな影響を与えます。
後傾すれば、ヒップヒンジも上手くかけれず、
股関節が上手く使えなくなります。
腹圧も抜けやすくなるため、腰に負荷をかけやすいフォームしか
とれなくなるかもしれません

腹直筋は恥骨に付着するため、
恥骨付近の恥骨筋や内転筋群にも
影響を与える可能性が高いです。
つまり、ほとんどの下半身種目に
影響を与える可能性もあるという考えも出来ます。

脊柱起立筋群側は伸張され、
筋肉として弱くなっていき、
機能低下の可能性もあります。
こうなれば、トレーニングではなく、
日常生活が腰への負荷としてかかるため、
腰痛持ちになるかもしれませんね

このように腹直筋に収縮がかかるだけでも、
様々な影響を与えます

では、腹直筋トレーニングは”悪”なのか?と
言われればそんなことはないです

結局のところ、”量”の問題です。
「腹直筋は筋肉が小さく24時間で回復するから毎日やっても大丈夫」
などと言う人もいますが、そういのうが悪影響という話です。

全面性の原則という考えがトレーニングにはあります。
端的に説明すると、
「全身偏ることなく鍛えましょう」みたいものです。
基本的に一つの筋肉には、拮抗する動きを持つ筋肉があります。
肘なら曲げる筋肉”二頭筋”もあれば、
伸ばす筋肉”三頭筋”もあります。
どちらか片方が優位になれば、
骨の位置関係に影響を与え、
トレーニングフォームを作りにくくし、
怪我や育ちにくさなどの悪影響を生み出します

だからこそ、全身しっかり鍛えましょうという考えです。
それがなく、前述のように腹筋トレーニングだけ
頻度や割合が高くなれば、何かしらの悪影響が出るかもしれません。

まとめ

全身万遍なくトレーニングを行い、
コンディショニングを行うことが理想です。
そこを目指しましょう。


ここ最近の話です。
私の友人に交際相手に振られ、
身なりを整える過程で姿勢を正そうと考えた友人がいます。
その友人は自分でネットなどを使い調べたそうです。
曰く、「姿勢を正すのに腹筋のトレーニングがいいらしい」。
前述のように悪影響を与える可能性があるのは事実です。
ただ、私は思いました。
「今後、ネットで姿勢などを調べる事はないだろう」と。

私が全面性の原則について書くと、
ベンチプレスばっかやるのはいいの?と質問が来そうですね。
答えは「いいんです、好きだから」。
デメリットも全て受け入れベンチプレスをやります。
ベンチプレスばっかやるために、勉強して
コンディショニングしっかりやってるからセーフという
自分に激甘理論で私はやっていきます。
他人に厳しく、自分に甘く。

過去記事
全面性の原則

この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。