ポージング解説①バックダブルバイセップス

こんにちはTOMOAKIです。
しばらくポージング一つ一つに絞って
解説していこうと思います。
今日は背中の弱い私がバックダブルバイセップスで
気を付けていることやよくあるエラーを紹介します。

一番重要なのは背中を広げつつ、厚みをだすことです。

キーワード:肩甲骨下制、肩関節外旋

まずはリー・ラブラダ先生のポージング指導動画から
バックダブルバイセップスを見ていきましょう。

まず下半身に着目すると、
左右どちらかの前足に重心を7~8割ほど乗せ
もう片方の足を自然に後ろに流しています。
JBBFの規定では流す足は真後ろでは無く
斜め後ろとなるのでその辺は臨機応変に。

膝を軽く曲げて力を入れることで
ハムや脹脛のカットを出して、
ケツを締めて大腿外旋入れると
足のアウトラインを見せれます。

次に上半身です。
肩甲骨の内転は入れずに
やや下制させると広背筋を広げたまま
収縮をだせます。
この時に背中の厚みを出そうとしてしまい
肩甲骨の内転を入れてしまうと
下の画像のように広がりが弱くなってしまいます。
これが一番よくあるエラーです。

非常に見栄えが悪くなりますので要注意です。

背中の広がりと厚みをある程度出せたら
次は腕です。
肘の置く位置は肩と同じかやや高く置き、
肩の外旋を入れることで
肩のフロントや二頭のピークなど
上腕のディティールを出せます。

審査員は下から見ているので
視線ごと少し上に上げて
腰椎の伸展を軽く入れると
見栄えが良くなりますが、
やり過ぎると腰に来るので注意です。

最後にここまで形を作ったら
思いっきり息を吸って
胸を膨らませると広がりを更に出せます。
二頭と三頭に同時に力を入れて
腕の幅をしっかり出します。

指導していると肩関節外旋が固くて
出来ない人も居ます。
日頃から肩関節外旋できるように
ストレッチやモビリティを行いましょう。

肩関節外旋の際に手の握りと掌屈を緩め
少し回外を入れると外旋しやすかったりするので
是非試してみたください。

外旋入れれたら最後にしっかり握れば完成です。

以上がバックダブルバイセップスで
気を付けていることや、エラーの解説でした。
他にも人によって色々修正点などはありますが、
大きくこの辺に気を付けていれば
割と綺麗なポーズになるかと思います。

選手必見!:大会当日、ステージ直前のパンプアップ

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。