人工甘味料アスパルテームは危険!!?

KONDOです。

なんか急に蝉が鳴き始めたんですけどーーーーー


さて今回はアスパルテームが発がん性の可能性リストに
分類されたぞって話です。

人工甘味料

人工甘味料についてはこの記事で詳述しています。
記事中にも触れていますが
人工甘味料が血糖値を急上昇させて
体脂肪の蓄積を促す的なブログを他ジムが書いていましたが
それは全くの嘘ですのでご安心を。
ただ、ちょっと前にWHOが体重コントロールを目的としての
人工甘味料の摂取について非推奨という
記事が出回りましたね。
まあその文献を見てもらえば分かりますけど
そもそも人工甘味料を食品にしゃーーーーーっと
かけて食っている人自体私見たことないんですが・・・・

量が毒に変える」という言葉を
声を大にして言い続けていきたいですね。
醤油を1ℓ飲めば、水を何十リットルも飲めば
本来一般的な量であれば特に問題無いものでも
人間死に至ります。
じゃあその醤油や水が悪いのでしょうか?
否、その摂る量でしょう。

今回の記事はその考えを念頭に置いて
冷静に見ていただきたい記事です。

アスパルテームは危険?

つい先日新たにこんな記事が公開されました。

WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)が
人工甘味料のアスパルテームを
ヒトに対する発がん性を持つ可能性のリストに
掲載することとなりました

アスパルテームはじめ人工甘味料もろもろ
発がん性云々は前々から言われてきていることです。

アスパルテームと言えば某世界的な有名炭酸飲料や
カロリー0系ジュースなどによく含まれています。

FDA(米食品医薬品局)では1日の許容摂取量を
体重1kgあたり50mg
としており、
その許容摂取量を超過するには
アスパルテームを含む炭酸飲料を
約15缶ほど?必要になってきます。
つまり一般的な摂取量であれば許容摂取量に
対してもごくわずかなレベルでしか摂れません

発がん性の”可能性”

証拠の順番的にそれぞれヒトに対して

  • グループ1 発がん性がある
  • グループ2A おそらく発がん性がある
  • グループ2B 発がん性がある可能性がある
  • グループ3 発がん性について分類できない

これらは証拠の強さの分類であって
発がん性の強さや暴露量による
リスクの大きさ順ではない
です。

というグループが4段階分類されており
今回のアスパルテームはグループ2Bの
発がん性がある可能性があるに分類
です。

グループ1にはアルコールや
太陽光(紫外線)、日焼けマシン
加工肉やタバコなどが分類されています。
↑これはガンと聞いて連想できる人多いのでは?

グループ2Aには
加工肉に多く含まれている亜硝酸塩や
アクリルアミド(コーヒーの焙煎時とかにも出る)など

アスパルテームも分類されたグループ2Bには
アセトアルデヒドやコーヒー酸、漬物など

グループ3にはお茶が分類されています。

というように
発がん性ある、あるかもしれない
みたいに分類したのみでがんになるリスクとは
関係のないもの
です。
なので体重◯kgの人が何をどのくらいの量を
どのくらいの期間摂取したら発がんする
という点までは不明な状態
です。


今回の記事もミスリードで
不安を煽るようなものに変換して
TwitterとかTikTok、Instagramなどで
発信している状態となっています。

某エナジードリンクを10本以上?飲んで
亡くなった外国人のニュースを見て一部の人が
「やっぱエナジードリンクは危険だ!」みたいに
捉えてしまう一部の人が今回も食いついています。

読み取り

これ系の研究は読み取り方も重要です。

  • 人工甘味料を含む0kcal系飲料を
    常飲している人はそもそも何かしらを患っており
    意図的に人工甘味料を含むドリンクに代替し常飲している可能性
    =人工甘味料関係なくそもそも不健康だった
  • 人工甘味料を含む0kcal系飲料を常飲している人は
    そもそもの食生活に偏りがあるかもしれない
    =人工甘味料関係なくそもそも不健康だった
  • 人工甘味料を含む0kcal系飲料を常飲している人は
    トランス脂肪酸や飽和脂肪酸含有量が多い食品や
    硝酸塩などを含む加工肉を好んで食べている傾向にあるかもしれない
    =人工甘味料に関係なく趣向的にそもそも不健康だった

まだ例示はできますがこんな感じの解釈もできます。
”発がん性”というインパクトある文も見ると
身構えてしまいそうですけども
それは先述にもある通り醤油でも水でもカフェインでも
なんでもかんでも”死”という点では当て嵌まってきます。
それをコントロールしているのは”量”です。

まとめ

アスパルテームに発がん性があるとする証拠の強さとともに
その程度がどのくらいの量をどのくらいの期間摂ると
どのくらいの確率で発がんするのか、という部分も
是非具体性を持って公開していってほしいですね。






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