ケトルベルキャリーにおける前鋸筋の異なる効果

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はケトルベルキャリーにおける前鋸筋の異なる効果についての論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の目的は、野球の投手が上腕骨の水平外転を90°と約45°で
ボトムズアップケトルベルキャリーを行う際の前鋸筋の活性化をEMGセンサーを用いて調べ、
2つのバリエーション間で前鋸筋のEMG振幅に統計的に有意な差があるかどうかを調べることである。
0°は腕を前に伸ばした状態、90°は腕を横に伸ばした状態とした。
より高い前鋸筋振幅を引き起こすケトルベルキャリーのバリエーションは、
より高い筋活性化を意味し、オーバーヘッド投擲選手の回復やリハビリテーションにより有益であると考えられる。

トレーニングをしている40人の健康な大学生およびプロの投手が研究の参加者として選ばれた。
指示に従わなかったり、データが不一致であったりしたため、この人数は減らされ、
最終的に33人の被験者のデータが解析に含まれた。
年齢=22.2±3.5歳、身長=73.4±2.1インチ、体重=200.8±17.6ポンド。

この調査の目的は、45°と90°のケトルベルキャリーにおける前鋸筋の筋関与の違いを検討することであった。
これらの違いは、被験者内キャリーおよびキャリー平均頻度の全体的なグループの両方で調べられました。
被験者内の差は、取るに足らない差から「大きな効果」の差までありましたが、
グループ化された平均差分析では、安定した有意な結果が得られました。
結果として、各個人の比較の中で、8人の投手が2つのキャリーの
EMG振幅の間に大きな差があり、そのうち7人が45°キャリーの方が大きな値であることを示した。
さらに、EMG振幅のグループ化された平均差を調べたところ、45°キャリーの方が有意に高いことがわかった

結論として成人男性投手の集団において、45°ケトルベルキャリーと90°ケトルベルキャリーの比較では、
前鋸筋のEMG振幅が有意に増加することが示されました。
さまざまな理由から、筋の活性化と筋電図の振幅を正確に一致させることは困難ですが、
前者のエクササイズでは前鋸筋の筋の活性化が高いようです。
これらの知見は、アスリートが腕の健康を維持する可能性を高めるために、
45°ケトルベルキャリーを運動後の徹底したリカバリーエクササイズの一環として提供することに利用できる。

まとめ

前鋸筋が動くかどうかで様々な面でかなり差が出るので
動かせるトレーニングは取り入れていきたいです。
肩甲骨の動きに関わる筋肉のため、肩こりとかの日常的な不快感などにも効果があります。
自宅でやり易いので言うならば腕立て伏せなどおすすめです。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。