プロテインが腎臓に悪いとまた騒いでいる

KONDOです。

Instagramやブログなどで
かなり辛辣な言葉を使わせて頂いてますが
これは世の中に蔓延る
クソパーソナルトレーナーと
同じ類にされたくないので
その怒りの表れだと思ってください。←

さて今回の記事は
某腎臓病治療第一人者?の方が
プロテインは毒だと言っているので
それに関しての記事です。

腎臓病治療の第一人者の見解

まずはこちらの記事をご覧ください。
いつの時代も「プロテイン害悪説
というものが存在しています。

私がパーソナルトレーナーという
職業に携わってから早12年ちょい、
10年前くらいは顕著でしたが
未だにこういう主張が多いです。

まずはこのPresidentさんの記事に
目を通してください。
1つ1つ解説していきます。

腎臓病治療第一人者

”注意してほしいことが一つあります。それはプロテイン(タンパク質)を飲むこと。プロテインを摂取してトレーニングすれば美ボディになると思い込んでいる人が少なくありません。断言しますが、プロテインによい効果は一切ありません。それどころか、プロテインは体にとって「毒」です。”

ホエイプロテインに関する健康効果*の研究は
数多くなされていますが
毒であるという主張に関する根拠が見当たりません。
プロテイン摂取=毒 と指し示す
根拠をこの医者は示すべきでしょう。

腎臓病治療第一人者

実は慢性腎臓病の患者数は増加傾向にあります。11年に国内で1330万人と報告されていた患者数が、20年には2100万人に。わずか10年足らずで700万人以上も増えています。

患者数の増加にはさまざまな要因が考えられますが、この10年で大きく変わったものの一つがプロテインです。かつては液体に溶かして飲む粉タイプが主流で、飲むのもボディビルダーやアスリートなど一部の人に限られていました。しかし最近はプロテインバーやゼリー飲料、紙パック飲料がコンビニや通販サイトなどで常時売られており、より手軽にプロテインを摂取できるようになりました。筋トレをしていなくても、健康になる気がして食事代わりに口にする人もいるくらいです。

これは要因の単純化がなされています。
発言内容が慢性腎臓病の増加に対して
プロテイン摂取と関連付けようとしていますね。
慢性腎臓病の増加には高血圧や糖尿病などの生活習慣病、
遺伝的要因、環境要因などが影響しているはずなのに
他の要因を無視
していますね。

又、プロテイン摂取と慢性腎臓病の増加との間に
直接の因果関係があるかのように示唆していますが、
科学的な根拠が提供されていないので
これは主観的な推論で個人の意見です。

富士経済の調査に基づいて
プロテイン市場の成長を引用しているが
これは慢性腎臓病の増加と直接的な関連性を示すものでもなく
ま市場の成長と健康リスクの増加との間に
因果関係があるかどうかは不明
です。

腎臓病治療第一人者

プロテインを摂取する人は、「激しい運動をしてエネルギー不足になると、体をつくっているタンパク質が使われて筋肉が細くなるから、プロテインを摂取して補おう」と考えます。

いいえ違います。
そもそも根本から違います。
プロテインをエネルギー源として
摂取している人なんて
まず居ないと思いますし
居たとしたらそれはそれで
認識を改めるべきですね。

腎臓病治療第一人者

生化学の観点からいえばその理屈は間違い。人間の生命活動では、まずブドウ糖をエネルギーにします。グリコーゲンなどになって体内に蓄えられていたブドウ糖を使い切ると、次は脂肪がエネルギーになります。体重60キログラム程度の男性が絶食すると、脂肪を使い切るのに1カ月はかかります。

筋肉が分解されてタンパク質がエネルギーとして使われるのは、脂肪を使い切った後です。ボクサーやボディビルダーでさえ体脂肪率がゼロになることはありません。ましてや一般の人が脂肪を使い切るほど激しい運動をして筋肉のタンパク質が使われるなど、ほぼありえない話です。つまり、プロテイン由来のタンパク質が筋トレの効果向上に寄与することはないのです。

いいえ違います。
人間のエネルギー源は様々な
プロセスを経て供給されています。
こんな単純ではありませんし、
運動強度などに準じてスイッチされ
順序良くエネルギー源がスイッチされる
というわけではありません。
・・・有酸素運動などの
持久的な運動の際は特に脂肪が
エネルギー源となりますが
つまりはマラソン選手などは
脳死状態で走っているということでしょうか。

たんぱく質というかアミノ酸も
脂肪を使い切った後という
訳のわからない発言がありますが
そんなことはありません。
大体活動のエネルギーの10%ほどを
アミノ酸が担っています。

この方はプロテインがエネルギー源であり
アミノ酸がエネルギー源として
使い切られることはまずないから
摂取する必要がないという主張ですかね。
・・・。笑

腎臓病治療第一人者

タンパク質は体内に入ると分解されて、アミノ酸という物質になります。人体の中にあるアミノ酸は「アミノ酸プール」という完璧なシステムによって一定量(合計約100グラム)に保たれています。しかし、プロテインを摂取するとこのシステムのバランスを乱し、腎臓に著しく負担をかけるのです。

初耳です。
一定のレベルに維持されるはずですが
どういうことでしょうか???

腎臓病治療第一人者

国が定めるタンパク質の1日の推奨摂取量は男性で65グラム、女性で50グラムです。この数字はやや多めに設定されており、本当に必要な量は一般的な食事で十分に補えます。それに加えて摂取するプロテインは過剰な栄養であり、消費経路②の働きが続くことで腎臓が疲弊し、機能が低下する。医学的にいうと「過剰ろ過による腎機能障害」が起きて、慢性腎臓病につながります。

まず推奨摂取量がやや多めに設定されている
とされる根拠を示して欲しいですね。

この方はプロテイン摂取が
腎機能障害に繋がると発言していますが
成人の健常者がプロテインを摂取し
腎臓病リスクが上昇したとする
エビデンスを医者なら出して欲しいですね。

推奨摂取量をやや上回ったとしても
健康被害は特に報告されていないかと思いますが
違うのでしょうか。

腎臓病治療第一人者

タンパク質源である肉や魚は、胃で消化されるまでに4〜5時間を要します。食事でアミノ酸が過剰に生成されても、ろ過されます。

対して、人工的につくられたプロテイン食品・飲料は胃から小腸に進んで素早く吸収されるため、腎臓に急激な負荷をかけます。同じタンパク質の含有量でも、肉や魚ではなくプロテインで摂取すると腎臓によくないのです。

人工的に作られたプロテインや食品でも
たんぱく質の種類や摂取形態で
かなり異なるため一概には言えません。
また、プロテインにしろ何にしろ
他の栄養素の摂取の影響を受けるので
単体での吸収の話を一般化するのは
違いますね。

腎臓病治療第一人者

タンパク質は肉や魚、豆腐など、普通の食事で摂ることが鉄則です。タンパク質の摂取が気休めになるなら、夕食に冷奴でも足せばよいでしょう。

過剰摂取で腎機能低下を引き起こす原因は動物性タンパク質である一方、イソフラボンやファイトケミカルといった成分が含まれる大豆は腎機能にいいという研究が報告されています。食事を摂れず、どうしてもプロテインで補いたい場合は、ソイプロテインなど植物性のものを選びましょう。

どうして?笑
あれ、たんぱく質はエネルギー源って
認識じゃなかったのあなた。
あとBVの観点からしても
植物性たんぱく質は動物性たんぱく質と
比較してもアミノ酸は不完全だよね。
あとたんぱく質はたんぱく質なのに
ソイなら良いのは微量栄養素を
含んでいるから良いのでしょうか。
いやソイだろうが動物性だろうが
過剰摂取はどちらにしろ負担なので
結局量の問題だと思うのですが
とりあえず動物性たんぱく質の
”過剰摂取”がどの程度の量で
腎臓に害を与えるとするエビデンスを
医者なら示した方が良いのでは。

まとめ

多分発言者は運動したことない。
運動によるエネルギーを理解していない。
あとこういった断定的な意見に対して
根拠を示さないのはダメでしょう・・・
あくまでも個人の意見の範疇でしかないです。

一応貼っておきますが
ホエイプロテインが腎臓に対して
害だとする具体的な根拠はないです。


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