パーソナルトレーニングのつれづれ

こんにちは。ODAです。
今回はパーソナルトレーニングに来られたお客さんに
ついてブログを綴っていこうと思います。
ここで述べるのはアスリートの指導、、大変やねん。

アスリートのつれづれ

今回は当ジムに来られたお客さん。
格闘技を行っており、トレーニング歴も十分にあります。
当ジムに来られた際のカウンセリングにて
過去に両足の前十字靭帯の損傷に加えて、
競技中や日常生活で
腰部への違和感が起きていることを報告して頂きました。
このお客さんの痛みの原因はいくつかございますが、
今回、大きく着目する点としてはフォーム不良。

何故痛みが生じているのかをさぐりながら
トレーニング内容、負荷設定を決めていきます。

このお客さんの場合、当ジムに来られる前、
自身で鍛錬をされる時には
膝関節へ負荷をかけないように
スクワットの際には、膝関節の動きを
なるべく制御しながら、股関節の屈曲伸展に
着目してスクワット動作を行っているとのことでした。

実際にスクワット動作を行ってもらいましたが、
膝に負担を減らそうとして考えたその発想は理解できます。
しかし、そのほかの部位に対して
バリバリ代償を加えて動作を行うことで
膝以外の腰部に対してガンガンに負荷を加えたフォームに
なっていました。
膝を庇うがあまり、腰を痛めるフォーム。
腰椎の伸展も大きくかかり、
腰に圧縮ストレスが大きくかかっている状態。
ここでの目標はまずは
しっかりとしゃがめる仕組みを作る事。
そのために股関節臀筋群の作用を最大に利用し
股関節の作用に関連する筋群の活動を
促すことが超超超必須になります。
メニューとしては大胆な動作から、
地味でコツコツ行っていく種目までと
幅広く、嫌になりそうな種目が多いです。
仕組み作りが出来上がるためには、
1つずつ課題を潰すことが大事です。
ただし、アスリートであるこのお客さんには
このメニューに取り組む意識は高いものがあります。

経験は良くも悪くも作用する

苦手な種目からきつく感じるような種目でも
このお客さんが今までに数々の困難を乗り越えた
その経験を大いに活かすことで
今回の課題を克服出来ると思います。

ただ、アスリートは多くの経験を積んで
経験が良い方向へ向かうこともありますが、
時として経験が大きな壁となることございます。
元々の経験から、動作そのものの動きそにクセが生じてしまい、
そのをクセを直さないといけない場合、
修正を加えるのにはだいぶ時間と要することも
予想されます。

クセを直したい芸人

クセが強い


時間を要するのを分かっていながらも
トレーナーである私たち自身も
ともに乗り越える精神を持ちながらお客さんが
もう一皮、二皮剥けられるよう指導を進めていきます。

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