体重が落ちない万年ダイエッターの螺旋

KONDOです。

オンラインコーチングにて
食事指導の申し込みが増えてきました。
実際どこに住んでいるとか
聞いたりしていないので定かではないですが
「良かですか?」とか方言が入って
返信が来るので面白いです。

もはや豊橋市に住んでいる人に対しての
食事指導よりも県外在住の人への
食事指導件数が上回っています。
FLEXERというパーソナルジムの
特徴の1つかもしれません←

さて、オンラインコーチングという名称を
用いて食事指導を行い始めたのは
活動拠点を豊橋市にしてからのことなので
もうすぐで5年が経ちます。
いちいち数えておりませんので
何人か定かではありませんけれども
おそらく100〜150名ほど指導してきました。
いや、もっと多い?笑

・・・数はどうでもよくて
とりあえず顔も知らない人たちを含めて
沢山指導してきてエビデンスではなくて
リアルな食事事情を知ってきて
それを皆さんにシェアしたいと思います。

体重への固執

やはり多くの人を見てきて
1番感じるのが体重への固執です。

数字が減ることに悦びを覚えて
数字が増えると不安を覚えて・・・
この繰り返しで数字が増えるたびに
ストレスを抱えたりしています。

体重は単なる数字でしかない
と伝えたところでそんなことは
皆さん頭では分かっています。
ただSNSなどのビフォーアフターの写真や
体重○kgから○kgにとかの文字を見て
「なんで私の体重だけ落ちないの?」と
どんどん食事量減らしてしまって・・・
ってパターンの方がよくいます。

悪循環の元凶

この「体重が落ちない・・・」
が全ての元凶のスタート、と思いきや
そもそもダイエット法自体が誤り
ってことも結構多いです。

ダイエットを独自でやっていた方で
最も多いのがやはり糖質制限です。
このブログで何度も記述していますけれど
エネルギー摂取量(食べる量)の内訳
つまりPFCの比率を変動させるだけなのに
エネルギー摂取量ごとごっそり減らして
ダイエットをしている方の多さたるや。

どんなに小柄な人で非活動的であっても
よっぽど1000kcalを下回る
エネルギー摂取量にすることは無い
です。
VLCD(Very-Low-Caloriel-Diet)は
70年代からある肥満者への食事療法の1つで
稀に実践している人がいますが
多くの人がオススメしないと言います。

要約すると
数あるダイエット法の中から
何となしに流行りに乗っかって
曲解して実践して
知らぬ間にエネルギー摂取量超不足
って方が非常に多い
です。

エネルギー摂取量

実際に食事記録をすると
面白いほどに体重が落ちない人の
共通点があります。

それはエネルギー摂取量の不足です。
ダイエットはエネルギー収支、
エネルギー摂取量<エネルギー消費量と
収支が負にならなければいけません。

ですがこの負が大きすぎるのです。
大きな負の収支で過ごし続けると
最初はガクンっと落ちても
除脂肪体重(体脂肪以外)は低下、
つまり筋肉などの分解が進み
ある地点で停滞します

皆さん大好きな基礎代謝というものも
もちろん比例してぐんぐん落ちます。
そしてダイエットを終えて
徐々に普通の食事内容に戻していくと
ぐんぐんとリバウンドしていきます。
ダイエット前よりも筋肉量は落ち、
諸々の代謝も鈍化するため
もっと太りやすい身体の出来上がり
なわけです。

オートミールの落とし穴

最近日本の食品メーカーも
オートミール製品を販売し始めていて
長いことブームですね。

確かにオートミールは
抜群に良質な食材の1つです。
私ももうずっと朝食に取り入れてます。

そんなオートミールの落とし穴があります。
主食としてオートミールを取り入れるのが
一般的ですけども
私が今まで食事指導してきて
共通していたのが量の少なさです。
1食当たり20gや30gばかりでした。

私の手元にあるオートミールの
成分表示を参照すると
炭水化物の含有量は約65%。

この数値で換算すると20gの場合
13gの炭水化物量となります。
そのうち10%が食物繊維でしたので
約11gの糖質しか摂れない計算です。
ご飯で換算すると茶碗1/3以下の量です。

食物繊維量の多さや微量栄養素の多さで
白米を圧倒する食材、オートミールですが
この様に量の換算値を誤ると
単純に糖質不足を引き起こします

なので知らぬ間に糖質制限、
しかもハードな、ですね。

炭水化物源が他に無いのなら
最低でも60gは欲しいところです。

いや、わかっていますよ。
オートミールが結構腹膨れて
量食べにくいの・・・

なので
「オートミールを主食にすると痩せる」
というのは多くの人の場合が
単純にエネルギー摂取量の低下によるものです。

ただし白米など他の主食と
糖質の摂取量を同等とし比較したときに
身体に有益でダイエットで有益なのは
オートミールで間違いありませんけどね。

糖質は重要な栄養素の1つです。

運動の落とし穴

そんなエネルギー摂取量不足、
糖質摂取量不足の状態で
トレーニングなど運動を行うと
カタボリックを誘発します

カタボリックというのは異化作用、
つまり筋肉が分解されていきます。

ケトン体を除き
筋トレなどの瞬発的な動作の際に
使われるエネルギー源はグルコース、
つまり糖です。
又、体内で糖新生などが起こり
筋肉の同化に必要な
アミノ酸などが糖に合成されます。

この様に
エネルギー摂取量・糖質摂取量不足は
悪循環を生んでしまいます

知らない間にこの状況になっている人も
比較的多いです。

筋肉量を維持・増加させるために
トレーニングに励んでいても
実際はそれが筋肉を分解させていたなんて
悲しい以外の何者でもありませんよね。

まとめ

こんな感じでとにかくとにかくとにかく
エネルギー摂取量が少なすぎる人が多い。
800〜900kcalが
「体重が落ちない」って悩んでいる人で
最も多かった1日のエネルギー摂取量でした。
・・・そりゃ落ちんわな。

また、知らぬ間に糖質制限をしていた
なんて人もめちゃくちゃ多い。
そしてただでさえエネルギー収支が負なのに
良かれと思って有酸素運動やトレーニングと
エネルギー消費量を増やしていって
負が大きすぎる日々に・・・と。

体重が減らないことに対して
焦りや不安や怒りなどが湧いて
とにかく減らすことばかりしてしまい
どんどん悪循環にハマっていきます。

まずは自分のエネルギー摂取量目安は
どのくらいなのか?
PFCの適正量は大体どんな感じなのか?
栄養素に対する初歩的な知識を付けて
実践していかなければ
後悔と太りやすい身体だけが残ってしまいます。





この記事を書いた人

KONDO

プロフィール不詳。