フィジーク大会1ヶ月前に絞りが甘い場合

こんにちはTOMOAKIです。
オンラインコーチングの問い合わせが
この1週間は急増
しております!

内容としては将来の大会に向けた
【栄養指導+週3種目のトレーニング指導】
1ヶ月と6ヶ月で計二人。

絞ってみたいということで
【栄養指導】が2ヶ月と3ヶ月で計二人。

大会まで残り1ヶ月で間に合えば出場したいという
栄養指導+ポージング指導+最終調整指導が含まれる
【大会選手コース】で1ヶ月の方が一人という感じです。

これまでたくさんのクライアントさんから
コーチングの指導依頼がありましたが
大会1ヶ月前に絞りが間に合いません!
どうにかしてください!という
問い合わせをいただくことが何度もありました。

今日は大会1ヶ月前に絞りが甘いという自覚がある方向け
コーチとして伝えられる内容を紹介していきます。
※今回は競技人口の多いフィジークの絞りを基準にしています。

先日公開したコーチングで減量停滞から加速した事例紹介動画はこちら

3パターンの絞りが甘い選手

大会1ヶ月前に絞りが甘いという方は多いですが
人それぞれ絞れ具合はまちまちです。

これまでの傾向として
このような方々は大きく3パターンに分かれます。

①体脂肪率が割と高い人
②そんなに現状の絞りが甘くない人
③その間くらいの腹筋がぼんやりしている人
です。

1.体脂肪率が割と高い人

写真左側男性くらいの体脂肪の場合
1ヶ月後の大会は何をどう頑張っても
絞り切ることは難しいです。

これまでの減量方法、減量期間の
両方が適切でないことが考えられます。

絞り切って出場を目指す場合は
コンテストを数ヶ月先延ばしにする、
来年にする
など期間の大きな修正が必要かなと思います。

もちろんどうしても1ヶ月後の大会出場が目標であれば
減量方法を見直して適切なエネルギー収支の赤字、
マクロバランス、運動量など修正し
やれることをやって経験として大会に出てみるのも
有意義なことだと思います。

2.そんなに現状の絞りが甘くない人

次は絞りが甘いと言いつつも
結構絞れてあと一絞りの人についてです。

イメージとして写真くらいで
下腹部には血管が出ており、
腹筋もポージングをとるとバリバリに
線が見えており、
三角筋や三頭筋などもフレックスすると
ストリエーションがしっかり出ているくらいの
コンディションです。

これくらいの体脂肪率であれば
割と安心して残り1ヶ月大会に向けて準備ができます
理想的な状態です。

最後の1ヶ月はさらに絞りを上げるため
適切な食事戦略、有酸素運動、トレーニング強度など
気をつけながらカーボアップに向けた調整や
パンプアップの練習、ポージングの細かい修正などに
取り組んでいけばOKです。

停滞してずっとこれくらいの体脂肪率である場合
何か減量方法を変えたりして変化が必要な場合もあります。
その辺はオンラインコーチングやパーソナルで指導しています。

3.その中間くらいで腹筋がぼんやりしている人

イメージとしては下の画像くらいの体脂肪率です。
コンテストの絞りから程遠いわけではありませんが
このままでは間に合わないだろうなという人たちです。

これくらいのコンディションで悩まれている方が一番多いです。
減量方法としては大きく間違ってはいなく
減量期間が足りない場合が多いです。

1ヶ月ではなく3ヶ月先の大会であれば
着実に間に合うだろう
という感覚です。

体に無理を承知で、筋量を少し犠牲にしつつも
より一層厳しい減量方法で減量を加速させて
無理やし絞り切って大会に出る。

もしくは期間をもう少し先の大会に変更する、
追加で3ヶ月後あたりの大会にエントリーするなど
期間を修正するのもありだと思います。

最後に

自分も選手としていくつも大会に出場しましたが
大会までに絞り切れるかどうかを
1ヶ月前に悩んでいる状態は
できるだけ避けたい
ものです。

絞りが間に合わないのではという
プレッシャーがかかる中での減量末期は
かなり辛い
ものがあります。

適切な減量方法、減量期間の設定が重要になってきます。
またエビデンスに基づく理論と自身の体での実践の両方が
減量成功の鍵になります。

私たちの提供するオンラインコーチングでは
これまで多数の大会入賞者を輩出した実績、
500件近いクライアントさんの指導から得られたデータ、
それら全てを生かして科学的根拠に基づいた指導を行っています。

大会に向けた減量で悩まれている方、
栄養指導、トレーニング指導、ポージング指導など
希望される方はこちらのお問い合わせよりご連絡ください。

この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。