座りっぱなしの行動を減らすウェアラブルデバイス

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は身体活動を改善し、座りっぱなしの行動を減らす
ウェアラブルデバイスについての論文を引用していこうと思います。

論文

この包括的なレビューは、成人における PA(身体活動)レベルの上昇と
SB(座りっぱなしの行動) の減少に対するWD(ウェアラブルデバイス)使用の
有効性に関して入手可能な系統的レビューを要約することを目的としています。

51 件のSRが含まれ、そのうち38件にメタ分析が含まれていました。

結果は、ほぼすべてのSRにおいて、
異なるPAアウトカム(1日あたりの歩数、MVPA、複合アウトカムとしてのPA)において
一貫していたが、SBではほとんど不一致は認められなかった。
CoEは低~中程度であり、「臨床的関連性は可能~確定的」であることから、
WDを使用することで、受動的な対照と比較して、
1日当たり歩数は中央値で1,312.23歩、MVPAは中央値で週当たり57.8分増加する可能性がある。
1日あたりのSB時間については、不確かな信頼区間を伴う疎な結果が認められた。
異なる集団における結果を検討したところ、SRは、
混合集団(1日あたりの歩数および複合アウトカム)、
病態を有する集団(MVPAおよび複合アウトカム)、
肥満または過体重集団(1日あたりの歩数およびMVPA)において、
PAに対するWDの有効性について一貫した結果を報告した。
高齢者では、結果はアウトカムによって一貫しておらず(1日あたりの歩数では不一致、MVPAでは肯定的な所見、SBでは差なし)、
少ないSR(1日あたりの歩数とMVPAでは200人未満)の少ないサンプルから得られた。

結論として、WDの採用が多様な集団において
身体活動を向上させる有益なアプローチであることを示しているが、

特に病態を有する個人と高齢者のサブグループにおいて、
また混合および高齢者のサブグループにおける
座りがちな行動の場合において、ある程度の不確実性がある。

まとめ

お客さんでもたまにアップウォッチの一日あたりの
目標設定をしっかり越えようと動いている方がいますね。
ただ、動く動かないは個人の性格によるところがかなり大きいかなと
トレーナーをやってる感覚としてはありますね。
ただ、そういうで変わる人もいるということですね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。