若年成人における食肉摂取量と筋力指数

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、肉食べる量と筋肉量の関係についての
論文を引用していこうと思います。

まとめ

この研究の目的は、若年成人において、
異なる種類の肉(総肉、赤肉、加工肉、白身肉、魚)の
消費と筋力指数(MSI)との関連を分析し、
この関係が総タンパク質摂取量(TPI)および除脂肪体重割合(LM%)によって
媒介されるかどうかを検討することである。
すべての解析は、年齢、性、社会経済水準で調整され、
有向無サイクルグラフによって同定された。
アルコール摂取、喫煙、身体活動、心肺機能、総エネルギー摂取を
共変量として多重媒介モデルに加えた小規模のサブサンプルで追加分析を行った。

230名の学生(平均年齢21.1±2.1歳、女性66.5%)が解析に含まれた。

結果として、肉の消費量(総量、赤身、白身、魚)が多い若年成人は、
肉の消費量が少ない同年代の学生よりもMSI調整後平均値が高かった。

これらの関連は、TPIとLM%でコントロールした後では残らなかった。
調整後媒介分析では、それぞれの種類の肉消費とMSIとの関連において、
TPIとLM%を介した有意な間接効果が観察された。
追加解析では、白身肉と魚肉の摂取は、赤身肉や加工肉の摂取と比較して、
TPIとLM%を媒介として筋力に大きな影響を及ぼすことが報告され、
加工肉の摂取とMSIの間には有意な効果は観察されなかった。

結論として若年成人において、
総肉、赤肉、白身肉、魚肉の消費量が多いことは、
MSIの増加と関連し、TPIとLM%がこの関係を媒介した。

まとめ

たんぱく質の摂取量における結果として
割と当然の結果と言えば当然の結果ですね。
男性にありがちですが、
炭水化物だけ食べるような食事は筋力などにも
影響するのでバランス良く食べましょう。

難しい事考えるよりも、
ある程度健康な食生活して、寝て、起きて、運動してで
ある程度の健康は維持できるかと思います。
ただ、仕事で疲れたりで中々そのある程度を
維持することは難しいですが、
年々、やる人とやらない人の差は広がっていきますね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。