浮腫の原因と解決策について

こんにちはTOMOAKIです。
今日はコーチングでよくある質問の
浮腫についてです。

医学的に審査されているこちらの記事を引用して
浮腫の原因や対策について紹介していきます。

浮腫とは

人間の体は約60%が水で構成されています。
水は体の正常な機能を助けるために不可欠であり、
栄養素の溶解や廃棄物の排出に大きく関与しています。

体が余分な水を排出できない場合、
これは水分貯留と呼ばれます。

水分貯留は通常一時的なものですが、
時には重篤な病態の兆候となることもあります。
もし1週間以上水分貯留が続く場合は、
医師に相談して原因を特定することが重要です。

体内の組織に過剰な水がたまることにより、
体が腫れ上がると、体液貯留または浮腫と呼ばれます。

体液貯留は、静脈にかかる血圧の増加によって、
毛細血管にかかる圧力が増加することが原因です。
血管の異常な変化は、食生活と関連していることがあります。

浮腫の種類

浮腫には大きく2つのタイプがあります。
1つ目は全身性の浮腫で、体全体に浮腫が現れます。

2番目のタイプは局所性の浮腫で、
特定の体部位に影響を与えます。
この状態は主に足や足首に起こりますが、
顔や手、腕の部位にも影響を与えることがあります。

リンパ浮腫と呼ばれる特定の種類の局所性浮腫は、
リンパ系(体の第2の循環系)の閉塞によって
脚や腕に液体がたまる状態です。

この状態は遺伝的な要因による場合や、
リンパ管の損傷によるものの可能性があります。

この種の水分貯留の症状には、重度の疲労
皮膚の変色、重い腫れた肢体、および
影響を受けた部位の変形などがあります。

水分貯留の原因

一部の人は、特定の食品に対しても反応します。
また水分貯留はタンパク質欠乏症、貧血、およびビタミンや
サプリメントの高い摂取量
とも関連しています。

水分貯留は、肝臓、心臓、または腎臓などの
臓器に関わる医学的状態の結果でもあります。

体の特定の部位が正常に機能しない場合
体はその部位で液体を貯留する傾向があります。

長時間立ち続けることで、液体が足にたまり、水分貯留が増加します。
暑い天候も体が液体を排出するのに効率的でなくなるため、
水分貯留を引き起こす可能性があります。

特定の薬物も水分貯留を引き起こすことがあります。
特に高血圧とステロイド薬物は水分貯留を引き起こす可能性があります。

女性はホルモンのレベルの変動のため、
水分貯留のリスクが高くなります。
更年期および月経前の浮腫は、
ホルモンの影響による体液バランスの結果です。

実際に指導していて
女性の方が浮腫を訴える方が多いです。

浮腫の対策

  • ナトリウム摂取量を減らす
  • 加工食品やジャンクフードを避ける
  • 1日に8-12杯の水分(水、フルーツジュース、ミルク)を摂取する
  • シトラスフルーツや緑黄色野菜をより多く摂取する
  • 赤身の肉を避け、代わりにサーディンやツナを摂取する
  • パスタやポテトなどの全粒穀物の炭水化物を日常の食事に取り入れる
  • 低カロリーダイエットを避ける
  • たんぱく質をしっかり摂取する
  • 定期的な運動をする

水分貯留を軽減する方法の一つは、
野菜や果物などの健康的な食品を
摂取することによってカリウム摂取量を増やすことです。

これらの食品には、血管が組織空間に液体を
漏らすのを防ぐための栄養素が含まれています。
カリウムのサプリではなく、食品からの摂取が推奨されています。

カリウムに加えて、ビタミンB6または
ピリドキシンの摂取も役立ちます。

ジャンクフードを避け、ピザ、缶詰スープ、
シリアルなどの隠れた塩分成分を含む食品を減らすことも必要です。

高ナトリウム食品の摂取量を減らすことは重要です。
血液中のナトリウムが過剰になると、
組織に影響を与えて水分を貯留させることができます。

また低カロリーダイエットには通常十分なタンパク質
含まれていませんが、タンパク質は体組織の異常な変化を
防ぐための重要な栄養素ですので
しっかり摂取することが重要です。

自転車やウォーキングなどの活動は、
足首や脚の水や他の体液を排出するのにも役立ちます。

まとめ

浮腫の原因は以上のように様々です。
すぐに改善する人もいれば
なかなか改善しない方もいて
非常に難しい問題だなと感じています。

中でも食事指導していて多いのは
塩分の摂取量が多い、睡眠不足が続いている、
疲労感が強い、低カロリー&低たんぱく質、

生理前などです。

塩分の多い食品、ジャンクフード、
加工食品を控え、果物や野菜も食べる。
活動量が多い人は定期的にオフもしっかり入れる、
睡眠時間をなるべく確保する、
たんぱく質が不足しないよう心がけるなどなど、
改善できるところは意識して過ごしていきましょう。

参考記事

こちらの記事は、病状、症状、治療法、
処置と検査、ケアの基準、典型的な
プロトコルに関するすべての事実の記述が正確であり、
最新のガイドラインと最新の研究を反映していることを
保証するために、医学的に検討され、
認定された専門家によって医学的に事実確認されています。

この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。