牛乳摂取量と睡眠障害との関連性

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は中国人成人における牛乳摂取量と
睡眠障害との関連性についての
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究では、牛乳が睡眠障害だけでなく、
睡眠障害の特定の指標も改善するという仮説を立てた。
本研究の目的は2つある:
(1)牛乳と睡眠障害の関連を明らかにすること
(2)牛乳が影響する睡眠障害の特異的指標を明らかにすることである。

この研究には28~95歳の成人768人が参加した。

その結果、牛乳の定期的な摂取は睡眠障害および
睡眠障害の有病率の低下と関連するという重要な知見を得た。
さらに、男性および高齢者集団では、牛乳の定期的な摂取が
睡眠障害および睡眠障害の有病率の低下と
より良好に関連していることがわかった。

さらに、牛乳摂取量と血清トリグリセリド値との間に有意な負の相関が認められた。
本研究における主要な知見は、睡眠障害および
睡眠障害の有病率の低下と牛乳摂取との間に正の相関があることであった。
研究における牛乳摂取量は62.5 mL/週であり、農村部の一般的な人々の摂取状況と一致していた。
二次研究では、牛乳の定期的な摂取は、高齢者と男性集団においてのみ、
睡眠障害や睡眠障害の有病率の低さと関連していることが示された。

結論として、牛乳の定期的な摂取が睡眠障害および
睡眠障害の有病率の低さと関連することを示唆している。
牛乳の摂取は、特に高齢者と男性において、
睡眠障害や睡眠障害と有意に関連していた。

これらの所見は、牛乳が睡眠関連障害を管理するための
効果的な天然の睡眠補助食品である可能性を示唆している。
さらに、牛乳摂取量と血清TG値は有意な負の相関を示した。
TGは睡眠障害の危険因子であり、
牛乳と睡眠障害の間の生理学的な関連として作用する可能性がある。
しかし、牛乳摂取と睡眠障害のリスクとの生理学的関連性を調べるためには、
前向きで生物学的な研究が必要である。

まとめ

国ごと食習慣は違いますし、
牛乳の中にある栄養が足りない習慣ならば。
逆に栄養が適切に摂れている場合のプラスの牛乳ならば。
と考えると一概に決めつける事は出来ないですね。
あくまでこの論文では中国・温嶺市在住の人ならばの
話になるとだけ思っておいてください。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。