デッドリフトおよび体幹伸展時の胸腰筋膜の変形について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は腰痛の有無にかかわらず、デッドリフトおよび
体幹伸展時の胸腰筋膜の変形についての
論文を引用していこうと思います。

論文

最近の研究では、胸腰筋膜(TLF)は脊柱の安定性の維持と傍脊柱筋の活動に
大きな影響を及ぼすことが示唆されており、したがってデッドリフトのパフォーマンスにも同様に影響を及ぼす可能性が高い。
本研究の目的は、陸上競技選手(TF)および急性腰痛症(aLBP)の有無にかかわらず、
脊柱運動中の胸腰筋膜変形(TFLD)の役割を評価することである。

研究には48人(TF16人、健常者(UH)16人、aLBP患者(UaLB)16人)が研究に参加した。

本研究の主な発見のひとつは、TET中のTLFDが、
UaLBP(-3%)とは対照的に、UH(-26%)とTF(-37%)で高いことであった。
これは、UaLBPのTLFは健常者よりも28%変形しにくかったという先行研究を裏付けるものである

腰痛においてTLFの筋膜層間の剪断ひずみが減少しているという以前の所見と合わせると、
これはTLFとES上膜の癒着を示しているのかもしれない。

腰痛による神経筋制御の障害やリクルートメントパターンがこのような観察につながることが示唆されている。
しかし、本研究の結果は、TLFDがトレーニングの状態や活動性にも
左右される可能性を示唆する傾向があり、今後の研究でこれらの関係の理解を深める必要があることが明らかになった。

結論として体幹伸展課題中のTLFDは、
最も高いTLFDを達成したUHとTFに比べ、UaLBPでは低い。
TLFDとデッドリフト中の速度パフォーマンスは強い相関がある。
トレーニング状況、すなわち、参加者がデッドリフト中にダンベルに発揮できる脊柱起立筋とデッドリフト速度の力は
それぞれ、グループメンバーに加えて、運動中のTLFDを決定する。
この結果は、トレーニング状況に加え、TLFDがウェイトリフティングや脊柱伸展課題において重要な因子である可能性を示唆している。

まとめ

胸腰筋膜をどう動くようにするかってのは答えが分からないですが
周辺筋肉の状態を整えたり、ポステリオールチェーントレーニングを
行ったりがいいかなと思います。
分かりませんが。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。