“甘味”を感じればパフォーマンスアップする!?

KONDOです。

筋トレをする人にとっては糖質は必要不可欠です。
糖質をしっかりと代謝して回せる身体にすることが
筋トレの質も上がり体型も変わってきやすいですよ。

↑この様に摂取する量や物によって
身体は上手く適応し使わない機能は鈍化します。
ケトジェニックダイエットにはメリットもありますが
デメリットとして糖質の代謝能力を鈍化させます。

さて今回は砂糖や人工甘味料入りの液体での
”マウスリンス”でパフォーマンスアップするか、です。

口を濯ぐだけで効果あるか?

糖質を体内に吸収しなくても
30~60分の高強度運動パフォーマンスを
改善できるかも?という方法があります。
それがマウスリンスです。
要は口を濯ぐということです。

スポーツ栄養学の分野では
口腔内に炭水化物が在ることで
運動パフォーマンスを高めることができ、
それは脳の活性化によるものだと考えられています。

人工甘味料とマルトデキストリンを用いての研究で
それぞれ運動パフォーマンスにどのような
影響を与えるのか調べたものです。

結果として人工甘味料を用いたいわゆるプラセボ群と
比較してマルトデキストリン=糖で
マウスリンスした群の方がパフォーマンスが改善
されました。

この点から単なる”甘味”ではなくて
糖質に反応する受容体が口腔内に存在
している?
という仮説が立てられました。

脳を活性化

糖質でのマウスリンスを行うことによって
中枢神経系が関与し運動パフォーマンスが改善
される
という先行研究を支持する研究です。

筋グリコーゲンが枯渇した状態での筋トレ実施で
糖質でのマウスリンスを行ったところ
スクワット挙上回数の増加が示された。

一連の研究を見てみると何やら効果ありげだなあ
って感じですね。

まとめ

スポーツにおいて糖質は無くてはならない存在です。
持久的運動であれば体内の限りあるグリコーゲンを
如何に節約させれるかという点も重要です。

サッカーの試合を見ていると
試合後半になってくると選手たちが疲労でへばって
動きが悪くなっている人も見かけますよね。
あれは体内のグリコーゲンが枯渇し疲労を感じ、
体内では糖質が無いため乳酸を作り出せず
文字通りエネルギー切れな状態です。

こういう運動終盤時においてピッチ外で
口に含んでは「っぺ」っと吐いている選手を
見かけますがこれが理由です。

色々なこの研究を見ているとどうやら
グリコーゲンが枯渇する終盤や減量末期など
そういった部分で役に立ちそうです。

ボディメイクに勤しんでおられ
大会が近い方々はこの手法を用いて
余分な糖質を入れないってのもアリですね。
それ以外の方はもちろん糖質をしっかり摂り
トレーニングに臨んでいますから関係ないですね。





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