ベジファーストという謎

KONDOです。

私を含めた当ジムのパーソナルトレーナーは
実は全くトレーニー同士の繋がりはなくて
本当に当ジムに学びに来る
多くのトレーニーが初めまして、です。
もともと知り合いとか友達とかではないんで
最近は楽しい出会いが多くて嬉しいです。

我々は自分らのジムだけで生息しています。笑
ひっそりと・・・

さて、今日はベジファースト
食事は野菜から食べることについて記述です。

ベジファーストに効果は?

まず、結論から記述しますね。

野菜を先に食べる意識があることで
野菜を食べないということがなくなる


それがメリットです。

・・・納得いきません?笑
でも事実これが結論になります。
野菜を先に食べることで何かしらの効果とか
そういったものはないです。

考察

おそらくこのベジファーストに対して
血糖値の急上昇を抑えて脂肪吸収を・・・
みたいな感じで思っている人は
比較的多いんじゃないでしょうか。

そして参考文献として
上記の文献がよく挙がります。

そしてこの文献のタイトルを見て分かる通り
Effect of eating vegetables before carbohydrates ...”
炭水化物を食べる前に野菜を食べる効果・・・
であります。

つまり比較していることが
炭水化物を先に食べることと
野菜を先に食べその後で炭水化物を食べること

であります。

ここで「あ、そういうことね!」と
思えたそこのあなたは
私の記事をしっかり読めている方ですね。

そう、まず1つ。
毎食必ず炭水化物から食べますか???
この疑問が生まれるわけです。

色々な料理が並べられた食卓を
イメージしてみてください。
そこにはサラダはもちろん味噌汁や
魚、副菜類、ご飯があります。
仮にサラダから食べて副菜類・・・
私はおそらく魚に箸が行きます。
からのご飯かもしれません。


というように確かに胃が空の状態で
ご飯が先に入るよりも
胃に野菜が入る方が血糖値の上昇は
緩やかになるというのは当然ですが
あくまでも比較対象が米(炭水化物)だからで
野菜を先に食べる=太りにくい
みたいな構図は成り立たない
のです。

まとめ

おっとまたエビデンスの読み取りが
甘い事案の1つでしたね。

結構こういうの多いんですよ。
筋肉の超回復についてもこれは誤りで
実はグリコーゲン回復の誤訳だったってのは
過去に記事にしてますよね。記事はこちら
誤訳ですよ。誤訳。

加えて疲労回復って言ってビタミンB1を
豊富に含む豚肉がってのも面白いですよね。
ビタミンB1の作用は正しいんですけど
人間栄養学に照らし合わせた時に
よく分からないこと言ってるってなるんです。
これも過去に記事にしてます。記事はこちら

というように実は当たり前のように
なんとなく耳にしてきて常識的になってることも
しっかり調べると誤りであることって
まだまだありますよ。

今回はベジファースト(野菜を先に食べる)。
メリットとしては野菜を食べる習慣が身につく
以上です。
野菜を先に食べると太りにくいって謳う方が
意識する人きっと多いですからね。
真意は謎ですが情報操作的な感じです。
ですがとても重要な習慣だと思いますので
そういう意味でベジファースト率先してください~

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