ナチュラルとユーザーで減量方法は違うのか!?

こんにちはTOMOAKIです。
初戦まで残り2週間を切りました!
絞りは例年の初戦よりは絞れている感覚があります。
体重は例年くらいの仕上がりになりそうです。
仕上がり体重、全然変わらなくて辛いです(笑)

今回紹介する研究では
コーチを対象にオンラインで匿名にて
ナチュラル競技者とユーザー競技者の
大会準備に関すること
をアンケート調査しています。

ユーザーが競技力・パフォーマンスを上げるために
薬物を使用している競技者に対して、
ナチュラルはそれらの薬物を使っていない競技者です。

両者の減量方法に違いはあるのでしょうか?
調査結果を見ていきながら解説してきます。

調査結果

食事について

参加者のコーチは、性別、部門、PEDの使用量に関係なく、
1日3~7回の食事2g/kg/日以上のタンパク質の摂取を推奨していました。

コンテスト準備中、参加者のコーチは、
ナチュラル競技者のタンパク質摂取量を-25%~+10%
ユーザー競技者のタンパク質摂取量を0%~+25%変更しています。

たんぱく質摂取量については推奨値の範囲内であり
競技者であれば適切な量だと思います。

食事回数に関してはライフスタイルや
減量の続けやすさに応じて変わります。
1日で適切なエネルギー収支の赤字が作れていれば良いので
回数はそこまで重要ではないと考えています。

指導していて小分けにした方が減量続けやすい人がいれば、
逆に回数は3回とかで一回当たりがガッツリ食べれる方が
嬉しいという方もいます。

食事回数は好み・ライフスタイルに合わせて
3〜7回の範囲内であれば問題ないでしょう。

たんぱく質量を減量中に増やすのは
クライアントさんの中でもプロコーチの指導を受けた方で
たまに見かけます。

肌感覚でもユーザーはたんぱく質を増やしがち、
ナチュラルはたんぱく質はほどほどに
糖質量を増やす傾向にあるのかなと思います。

減量中のトレーニングパフォーマンスを維持するためにも
高炭水化物を私は推奨
しています。

運動について

有酸素運動のについて
参加コーチの約3分の2が空腹時の有酸素運動を推奨しており、
選手の好みを考慮しながら、有酸素運動と
サーモジェニックサプリメントを組み合わせるという
共通の根拠を持っています。

低強度および中強度の運動が、
解凍したコーチの間で最も一般的に推奨されている
タイプの有酸素運動であり、高強度インターバル
トレーニングは最も人気がなかった
ようです。

空腹時の有酸素運動が体脂肪をより効率よく落とすという話は
たびたび耳にしますが、それらを支持する根拠は今の所ないです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

サプリ・パフォーマンス向上薬物について

クレアチンは、調査したすべてのカテゴリーで
上位2つのサプリメントにランクされました。

PEDについては、テストステロン、成長ホルモン、
メセノロン
が、参加コーチが推奨するPEDの
トップ5に常にランクインしていました。

PEDについては使ったこと、関わったことがないので
詳しくわかりませんがクレアチンはやはり人気のサプリのようです。
エルゴジェニックとしても名高いクレアチンは
筋グリコーゲンの貯蔵量アップにも影響するようです。↓

摂っておいて損はないでしょう。
またよく聞かれる質問にはこちらでこちらで回答しています。

まとめ

ナチュラルとユーザーでは減量内容が
ところどころ異なるようです。

Youtubeで見るようなハイカロリーな食事、
超高タンパクな食事、壮大なチートデイ、

果たしてナチュラルの減量の参考になるのでしょうか?

ユーザーについては詳しいことは分かりませんが、
体脂肪を落とす効果のある薬物を使用しているかもしれません。

その辺惑わされないよう
根拠を持ったエネルギー摂取量、マクロバランス、
トレーニングで大会に向けた減量に取り組みましょう!

以上

この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。